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CHAPTER5 生命と時間のスケールを知覚したい(猪子寿之×宇野常寛『人類を前に進めたい』より)

PLANETSの新刊 猪子寿之×宇野常寛『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』が先行予約を受付中です。
発売に先駆け、毎日、各章へ猪子さんがよせたステートメントを無料公開しています!
CHAPTER5のテーマは、アートを通じて、いかに生命と時間のスケールを知覚するか、です。

▼書籍の内容紹介
2015年からの4年間、チームラボ代表の猪子寿之氏は、評論家・宇野常寛を聞き手に、展覧会や作品のコンセプト、その制作背景を語り続けてきました。ニューヨーク、シリコンバレー、パリ、シンガポール、上海、九州、お台場……。共に多くの地を訪れた二人の対話を通じて、アートコレクティブ・チームラボの軌跡を追う1冊。猪子氏による語りおろし「チームラボのアートはこうして生まれた」も収録です。(フルカラー)

CHAPTER5 生命と時間のスケールを知覚したい

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『溪谷に咲く花、流れ込む滝』©teamLab

 2016年に、僕の地元である徳島で、「デジタイズド ネイチャー」をコンセプトにしたいくつかの展示を行いました。それだけですでに美しい渓谷や山奥の滝を、作品にするプロジェクトです。人間は、何十億年という長い時間の生と死の繰り返しの連続の上に存在していますが、普段そのことを認識できないと思います。このときの展示作品は、滝が数億年かけてつくった自然のすさまじさを通じて、自分個人を超越した巨大な生命の時間の流れを感じられるのではないかと考えてつくったものでした。(猪子寿之)

CHAPTER5では、徳島の山奥で行われた展覧会「チームラボ 大歩危小歩危 渓谷に咲く花」や、本書の表紙も飾った作品『増殖する生命の滝』について、対話しました。「デジタイズド ネイチャー」の作品たちを通じて見えてくる「時間制」とは?

明日は、CHAPTER6「『身体の知性』を更新したい」によせられたステートメントを公開します。


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宇野常寛の〈PLANETS〉です。近くのことから遠くのことまで言葉にします。