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心霊スポットを訪れることの怖さ

こんばんは!
あなたは幽霊を信じますか?心霊スポットは怖い場所だと思いますか?今回は、私が心霊系YouTuberとして心霊スポットを訪れてきて感じた心霊スポットの”怖さ”について綴りたいと思います。

私はこれまで自身のYouTubeチャンネル「わくホラ!」にて30箇所以上の心霊スポットを訪れてきました。そんな私は心霊スポットを怖いと感じているのか?そんなに訪れているのならもう怖くないのではないか?そう思われる方もいるかもしれません。

結論、今でも怖いです!
心霊YouTuberの中にはまったく怖い素振りをみせず、撮影を続けている方もいますが、私の場合「たった一人で訪れている」という理由から心霊スポットを訪れることは怖くて仕方がないのです。

私のチャンネルでは、企画・準備・撮影・編集まで一人で行なっています。そのため、心霊スポットを訪れる際も、夜間に一人で車を走らせます。心霊スポットは多くの場合、人里はなれた山の中にあります。だんだんと街の明かりがなくなり、民家がなくなり、道路が狭まり、枝や葉が落ちている・木々が倒れている道を車のライトだけを頼りに進んでいきます。道中の車内では気分を紛らわせるために音楽を流しているものの、心霊スポットが近づくにつれて自分の心臓の音の方が大きく感じる気がします。

そして、心霊スポットに到着して車のエンジンを切るのですが、ルームランプがゆっくりと消えた途端、そこは完全な闇に包まれます。スポットによっては音もほとんどしません携帯電話の電波も届いていない時もあります。そんな場所に自分一人しかいないそう思うと怖くて仕方がないのです。なので、私はあらかじめ懐中電灯を点灯させた上で車のエンジンを切ることを覚えました(笑)ほんと怖いので。

車を出てからも怖さとの戦いは続きます。というか、ここからが本番です。右手に懐中電灯、左手にビデオカメラを握り締めて心霊スポットの探索に臨みます。スポットによっては、車を降りてから徒歩で向かわなければならない場合もあり、心細いったらありません。この山道はいつまで続くのか。このトンネルはいつまで続くのか。周囲の状況をレポートしますが、恐怖のためかいつまででも話してしまいます。沈黙が、無音が怖いのでしょうね。

そんな心細い道のりを乗り越えて到着する心霊スポット。意外にも、目的地に着くと心が落ち着くのです。ネットや他のYouTuberさんの動画でしか見たことがなかった場所を実際に自分の目で見ることで「こんなものか」と拍子抜けしたり、全体像を把握できて安堵する気持ちでしょうか。同時に「よし、行こう!」と胸が高鳴る気持ち。アドレナリンが湧いて、少しハイになって歩みを進められることもあります。

と、この気持ちに至るまでが本当に大変なのです。一人で心霊スポットを訪れることで、嫌でも怖さに対峙しなければらない。チェンソーマンのデンジのように怖さを感じなければ苦労はしなさそうですが普通の人間には難しいようです。

TAQ

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