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あの日、あの時、

今日いきなり、ストップした。

6月15日から今日で、1週間と3日。

「フードトラック初めてみたい」と企画書を作り、創業するにはどうしたら良いのか、創業計画書なるものを作り、収支計画案を打ち出し、キッチンカーで提供するメニューを決めた商品の試作を作り、撮影し、知り合いの方に試食してもらい、意見を乞う。

1週間と3日を足し算すると、、たった10日しか経っていない。

夢の中で走り続けていて、寝ていたはずなのに疲労困憊な時がある。あの感覚に近いけど、この10日は現実に猛ダッシュして走っていたのかも。

あの日を思い出した。

屋久島に移住して10年目の記念に個展を開いた。

そんな大きなスペースではないけれど宮之浦の「屋久島環境文化村センター」のホールを借りて10年描きためていた絵を展示させてもらうのに、猛ダッシュした自分が居た。

皆既日食を見るために、屋久島には住民よりも多くの観光客の方々が来られ、ガイドの仕事も大忙し。

で、あの日は大雨だった。

宇宙飛行士の「毛利衛さん」が安房の春田浜にヘリから宇宙服を着て着地するという演出があったにもかかわらず、大雨だった。

大雨にもかかわらず、「日食の最大になった、あのいっときは」鳥達は鳴き止み、風は止まり、雨も止み、無音になった。

すべてが、ストップした。

あの日、あの時を思い出した。

アメノウズメ様がヒカゲノカズラを巻き付けて桶の上で裸踊りをされて、天の岩戸にお隠れになっていたアマテラスオオミカミ様は岩戸からお顔を出し、この世に光が戻った。

神話どおりに光が戻り、鳥達は一斉に鳴き出した。

素晴らしい現象だった、あの年、あの日を思い出した。

生きていれば色んな事が起こる、めちゃめちゃ面白い。

「VIVA」万歳!




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