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ネガティブな感情が成功を呼ぶ【書評】

ネガティブな感情が成功を呼ぶという本を読みました。本書ではネガティブな感情の活かし方を科学的に解説しており、参考になった点を以下にまとめます。

・どんな感情も生存には不可欠。ネガティブな感情が起こったら鎮めようとするのではなく、これは何かの合図では?と考える
→本書ではポジティブ80:ネガティブ20くらいの割合が適切と述べられていた

・どんな感情も不可欠だが、過剰な感情は良くない。過剰な感情は良くないというのは、ネガティブだけでなく、過剰なポジティブも有害である。

マインドフルネス(集中した状態)とマインドレス(心がさまよった状態)を使い分けるのが大事
→アイデアを出す時などは、特定の時間集中して考えて(マインドフルネス)、煮詰まったら散歩や風呂に入るなどしてぼんやりした状態(マインドレス)を作り、またマインドフルな状態に戻る、みたいに交互に使い分けるとアイデアを出しやすい

・不快感を避けようとしない。現代の世の中は不便なものが取り除かれ、現代人は不快感を避けようとしているが、不快感は生存に必要である。日常に不快感を取り入れることをおすすめする。(例:少しきつい運動、未知の分野を勉強する、苦手なことを始める)

・怒りを感じたら、怒りを感じていることを相手に素直に伝えるのが吉。怒りを感じた時に、一旦深呼吸することで冷静な判断を下せる

・自分のヤバい部分を少しだけ発揮する。人間誰しも自分は平均より能力が上だ、というような傲慢な性質がいくつかある。それに罪悪感を感じるのではなく、自分のヤバい部分(ナルシスト、サイコパス等)を少し発揮することで成果を上げることができる。
↑偉大な功績を収めた偉人にヤバい性質を持った人は多い



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