アート公募展を越えたクリエイター同士のコミュニケーション創出イベントを行いました
こんにちは。COIL Upcycle Art Contestディレクターの橋本です。
先日、歴代の公募入選作家さんたちを招いた念願の交流イベント「しゃべり場」を行いました!
参加いただいた作家の皆さま(*1)からは、『普段同じ公募参加者と話す機会がなかったので、新鮮で楽しかった』『活動をする上での新たな気づきや学びに繋がるので今後も継続してほしい』など嬉しいお言葉をいただきました。私たちのミッションである「クリエイティビティによってサステナブルな世界観を創り、文化のスタンダードにする」を実践すべく、今後もクリエイター同士がさらに高め合えるコミュニティづくりを目指していきます。
*1…「作家」という言葉について
本公募展の応募者の皆さまは、普段からアーティスト活動をされている方、普段はデザイナ一をされている方など様々な肩書きを持っていらっしゃる方々によって構成されています。ここでは「作家」という呼称で統一したいと思います。
クリエイター同士が高め合い、さらに質の高い成果を世に生み出していけるための草の根活動
今回イベントを開催するに至るにあたり、「クリエイティビティのかけ算による相乗効果を効果的に生み出したい」という思いがありました。
その背景として、私たちの公募展に応募してくださった約250名の作家さんは、副業として活動されている「兼業アーティスト」と趣味として活動されている「趣味アーティスト」という立場の方が約7割を占めており、彼らは「創作時間の不足」や「知名度が低い」というところに課題感を抱えているということが分かっています。
素晴らしい才能や意志を持っているにも関わらず、本職や自身の生活がある傍らでの活動ゆえ、創作や自身の広報活動に多くの時間を割けず、もどかしい思いをされているのです。
私は、サステナブルな世界観や今後の明るい未来を創っていくためには、クリエイティビティの力こそが鍵であると考えています。しかしながら、本公募展に応募くださった250名の中でさえも、自身の力を十分に発揮することができていないクリエイターが多くを占めているという現状に心を痛めています。
今回の交流イベントを通して、作家さん同士の交流がさらなる思考のアップロードや活動上の具体的な工夫例などを共有し合える機会を生み出すべく、今後も活動を続けていく予定です。
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