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れいわ新撰組の心に刺さる動画!

今回はれいわ新撰組のYouTube動画をご紹介致します。

博多での街頭演説にて、59歳の質問者さんが国民年金の厳しさや、日本社会への不安を訴える内容です。

私の実家も自営業を営んでおりましたので、国民年金の厳しさは痛烈に感じていました。

元々、私の父は陶芸家をしており、その道では名の知れた作家でありました。

しかし、リーマンショック以降の不景気で贅沢品である伝統工芸品は売れ行きが著しく落ち込みました。

また、高齢になり、身体を悪くした父は思うように働けなくなりました。年金に頼らざるを得ない状況に追い込まれたのです。

しかし、国民年金はひと月で65,000円程しかなく、とても生活することは出来ませんでした。

自宅は陶芸の工場と一体化しており、その分光熱費など維持費も高く、毎月大きな赤字が続きました。

私は当時、大学生でした。入学当初は大学の近くで下宿をしていましたが、リーマンショック後、実家に戻りました。

それまで、学費を親に全額払ってもらい、仕送りまで貰っている生活でした。親の収入がなくなり、それがどれほど恵まれていたか、身に染みました。

実家に戻ってから、私は学費と生活費を稼ぐため、休学してバイトに励みました。引越しのバイトで時給は割と高かったですが、それでも、度々父に数万円をわたし、生活費を支払うと、1年の休学で半年分の学費を支払うのがやっとでした。

私にとって、偉大な陶芸家であり、尊敬していた父が生活にすら困窮する姿をそばで見るのは、言葉になりませんでした。この時、国の年金制度や、様々な支援制度が充実していたら、と考えずにはいられません。

この動画を多くの人に知って欲しいと思いました。現在の政治に対して、本気で問題意識を持って欲しい。

多くの人が、財源が無いのだから年金が低いのは仕方がないと諦めているのかも知れません。しかし、れいわ新撰組や経済学者さんの動画を観ると、それが間違った認識であると分かります。

今、政治に興味が無い、選挙にも行かない。そんな人の心に少しでも刺さってくれればと願います。


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