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こっそりと胸に秘めている将来の夢〜伝える側の人になりませんか?

こっそりといいながら、こんな風に書いたら" 、"どこがこっそりやねん!"と突っ込まれそうですが…。

実は、私には10年くらい前から胸にこっそり秘めている将来の夢がありました。

将来は、とんかちさんみたいになりたい!

この年で"将来"と言うのは、リタイヤしてからの夢です。
ウェイク(主宰している子どもの教室)も、年が明けたら21年目に突入します。

スタートしたとき7歳だった娘は来年には28歳に。
33歳だった私は、…。

お勤めしていたら、60歳だったり65歳だったりで、退職を迎えますが、自営業の私にはそれがありません。
同じ頃が私のリタイヤの時期だとしたら、あと5年か10年くらい?
いつか終わりの日を迎えます。

去年病気をしたとき、一時的に寝たきりになり、全介護が必要な二週間を体験しました。
それから、90歳くらいの体力から遡るように現状まで若返った訳ですが、そんなタイムマシーンに乗った私は、これまでは漠然としていた老齢期の自分を想像するようになりました。
まだまだ先と思っていたけれど、思っているより、月日はあっという間に流れていくのかもしれない。
やりたいことは形にしていかないと。

リタイヤしても、健康に気遣いながらも、人と緩やかに繋がりながら、社会に役立つ人でありたい。
そして、いろいろな繋がり方があり、役に立ち方も多種多様。
さあ、どんな人になりたい?
どんな風に暮らしたい?

そんなとき、モデルとして頭に浮かんだのが、ウェイクがいつもお世話になっている"とんかち"さん達なのです。

概ね60代から80代のシニア世代のみなさんの日曜大工NPO。

むかし、学童保育のために使われていた建物がとんかちさん達の本拠地。
教室風のプレハブを工房のようにリフォームしたのは、もちろんとんかちさん達自身です。
そこに行くといつも誰かがいて、もの作りをしていたり、会合をしていたり、掃除をしていたり。

バリアフリー工事を請け負ったり、竹林整備をしたり、小学校のクラブ活動のゲストティーチャーになったり、地域のイベントで力作の作品を販売したり、工作教室を開いたり。

父も、とんかちさんのメンバーの1人でした。
私と同じクモ膜下出血で84歳で亡くなりましたが、倒れる前日まで、とんかちさんの活動を続けていました。
会合や用事がない日も、毎朝必ずとんかちに顔を出すのが父の日課でした。
別の病気で余命2年と言われてからも、欠かさず通い、小学校の工作クラブに顔を出し、木を切り、ものを作り、余命を遥かに超えても毎日通い続けました。
父が最後まで元気で、人生を楽しめたのは、"とんかち"があったからに他なりません。
間違いなく、"とんかち"は、父の生活であり、生き甲斐だったのだと思うのです。

命の最後まで出かける場所があり、やるべきことがあり、同志がいる。
ウェイクの代表としてだけでなく、父の娘としても、とんかちのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。 


そんなとんかちさんに、ウェイクでは、毎年、夏の流しそうめん大会と冬のお餅つき大会で、お世話になっています。

工作教室はもちろん、大きな流しそうめん台を作ったり、お餅つきのお世話もしてくださいます。

得意技の日曜大工を武器に、みなさん楽しそうに活動されていて、それはそれは生き生きとされています。
その上、もはや趣味の域を超えたプロフェッショナルなとんかちさん達で、優しくてカッコいい!

私も、おばあさんになったら、あんな風になりたいな、とずっと憧れてきたのです。
あんな場所を作りたい。

でも、それは私が"とんかちさん"になると言う意味ではありません。

私らしく、子ども達や若い世代の人達に優しく、カッコよく伝えていきたい。
そして、同じような志をもつ同世代の仲間が、気軽に加わり、盛り上げていける場を作りたい。
そう考えていました。

ずっと頭の中あった将来の夢。
ただ一つ足りないものがありました。

一体何を伝えるのか?
私の得意技って何?

それが、やっとわかりました。
私の得意技になるもの。

もうわかりますよね。
テーブルスタイル茶道です。

テーブルスタイル茶道に出会うまでの私にとって、茶道は大好きな趣味のひとつに過ぎませんでした。
まさか、自分がそれを伝える人になるなんて、思ってもいませんでした。

でも、テーブルスタイル茶道に出会ったことで、私は今、茶道を伝える人としてのスタートを切ることができました。

夢を一歩前に進めることができたのです。

私は今、目の前にあるウェイクの仕事が大好きで、楽しくて、まだまだリタイヤする気にはなりません。

けれども、将来の夢への道を歩みはじめました。

奥が深くて、学ばなければならないものも多い茶道ですが、

"お茶を点てて、一服する。"

と言うことに関して言うと、それは日常生活の中に溶け込む行為であり、特別なことではありません。
言い換えると、誰でもができることです。
つまり、茶道のマナーやお茶の点て方を学び、私のように"伝える側の人"になることも決して難しいことではないと言うことです。

今からでも決して遅くないし、今までお茶を点てたことがなくても大丈夫。
若い頃に茶道を習ったことがありますと言う人には、経験を活かす自分に進化できるよい機会になるでしょう。

ちょっと気が早いかもしれませんが、何かをはじめるには準備期間が必要です。

子どもが巣立ったり、
仕事をリタイヤしたり、
さあ、残りの人生をどう過ごそう

と思ってからでも、決して遅くはありません。

でも、いつか訪れるそのときよりも、気力も体力も十分ある今、ぼちぼちと準備をはじめるのも悪くないなと思うのです。

ひと足お先にスタートした私ですが、
私もそれ乗りたいな!
伝える側の人になりたい‼︎
と言う人がいたら、お手伝いします。

お茶を点てに来てくださいね。


〜〜〜〜〜〜〜

テーブルde茶道〜大人編

自分で点てられるようになる茶道
〜一服のお茶からはじまる幸せな時間〜

の、はじめの第一歩を。

1月7日(木)13時から(キャンセル待ち)
1月12日(火)10時半から(キャンセル待ち)
1月21日(木)13時から(キャンセル待ち)

場所:自宅
定員:3名
参加費:5000円
持ち物:特になし

☆継続レッスンをご希望の場合は、4000円となります。

☆他の日程で体験をご希望の方は、ご連絡ください。

☆認定講師(伝える側の人)を目指したい方も、ご相談くださいね。

※費用については、テーブルスタイル茶道 椿の会に準じています。


どうして私がテーブルスタイルの茶道を始めようと思ったかは、こちらから。

なぜ、テーブルde茶道なの?

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