60歳からのカナダでHappy歯列矯正 ④マーケットがなくならない矯正歯科
英語力ゼロで始めたカナダ暮らしも10年目。今年めでたく還暦のWakeiです。歯科矯正用のBracesも装着し、ようやく「ただの歯抜け」から、「矯正のために歯を抜いた人」らしくなりました。
矯正マーケットは減らない
友人が「矯正医は患者が減らないから安泰だなぁ。」と言いました。
「なんで?」
と聞くと
「だって歯並びは遺伝でしょ。」
確かにその通り。
小さい頃からの虫歯予防や歯への関心が高まれば虫歯になる人は減るかもしれません。ところが歯並びの良し悪しは、予防や日頃の心がけで変化しません。
なぜなら、歯並びは遺伝だから。
歯並びが悪いために病気リスクが上る、歯並びが悪いから就職や結婚に不利、歯並びのの悪い人は歯並びを直したいと思います。
結果、矯正をする人が増えれば、町中に歯並びの悪い人は減ります。ですが、歯並びの悪い遺伝子の人は別に減りません。
歯並びの悪い遺伝子の人は一定比率います。
私の住む町は年々人口が増えています。バンクーバーのような大都会から、自然に恵また地方都市には子育て世代も多く移住してくるので、小学校もいっぱいです。量的にマーケット拡大中です。
長寿化で私のような中高年層にも歯並びを矯正したい、大人の矯正も増えています。マーケットの層が広がっています。
私の住む町では、歯列矯正のマーケットますます拡大傾向です。
医療でありサービス業の矯正歯科
私が住む町には歯科矯正医院は3件ぐらいしかありません。
私が通っている歯科医院は町で一番人気。
コロナの影響でコーヒー・ティーのフリーサーバーは廃止されていますが、受付は広くゆったりとして、テレビや雑誌も豊富で、子ども用のプレイスペースも充実していて、ビデオやゲーム機器もあります。
以前はこのゲームコーナーやビデオコーナーでは、子どもたちで楽しそうでした。
ポイントでもらえるさまざまなおもちゃのサンプルケース。
そして、ブレイセス装着初日に私がもらった、矯正ケア、お始めセットのお土産。
・電動歯ブラシ、
・いろいろなタイプのフロス、
・口内炎ができたときのワックス、
・スムージーショップのフリードリンク券、
・ポイントがたまるとギフトカードが選べる診察券。
・そして注意事項のパンフレット。
矯正歯科と言えどもいろんな工夫がされていますね。
そんなサービスいらないから、少しでも料金を安くして欲しい、という考え方もありますが、料金をギリギリ設定でしていないからこそ、余裕を持って顧客に安心してもらえる、喜んでもらえるサービスもできるので、私は適正料金だと思います。
こういったセットのサンプルがあることで「どんなフロスがいいんですか?」とか「口内炎になりました」とか聞く手間も、そんな細かい質問に答える手間もお互い省けていると思います。
こちらの医院は家族割引もしています。納得した治療を受けられたら、家族ぐるみで取り込むことができますね。
そして料金は・・・・・?
料金は私の場合、上の歯がクリアのワイヤー、下が銀のワイヤーで$8200( 現在の為替相場で72万円)です。カナダの生活感覚金額としては、82万円って感じです。
もちろん、レントゲン等を含むフリーカウンセリングも込、抜歯はこちらでは歯科医に行くので別途抜歯が$300掛かっています。
日本よりは若干安いんではないんでしょうか?
治療面でも多くの実績があり、設備も整っているし、説明が丁寧で押しつけがましくないので、私はとても信頼しています。こちらで働いている人も明るくて感じがいいです。
働いている人が感じがいい、イキイキしてる、っていのが、医療としてもサービス業としても一番の安心です。
この先、競合の矯正歯科が出てくる可能性もありますが、しばらくはこの町はこの3件の矯正歯科が適正規模かなって思います。
サポート大歓迎!あなたからのコーヒー一杯分のサポートが、未だ悪戦苦闘中のカナダ生活の楽しさと苦悩?の発信の励みになります。😊