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ビンテージなものと暮らすカナダ人

英語力ゼロで始めたカナダ暮らしも10年目、めでたく還暦のwakeiです。

カナダに暮らしてみて思うのは、ビンテージ、レトロ、アンティークなものを暮らしの中で楽しむ人が多いということ。

最近ではこの田舎町でもテスラをちょくちょく見かけるようになった一方、夏にはビンテージな車を見かけることが多くなります。

カナダの西海岸側の場合、東海岸側や内陸のように蒸し暑くならないので、エアコンなしの窓グルグル回しの車でも夏も乗れてしまいます。

燃費が悪く、エアコンや便利なハイテク機能がない古い車も修理や整備をしながら愛着を持って持っている人もいます。新しい車のほかに趣味として持ってるんですね。

私は古いものも大好きなので気になる車に出会えたら、Noteにも残すようにしています。


最近、駐車場で見かけたのがこの車。

写真では実際のかわいいさがあまり伝わりませんが、すごくかわいいんです。

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オフホワイト気味のマットな色とシルバーとランプのオレンジや黄色、やさしいフォルムがいいんですよね。

やはりボルボのロゴがおしゃれなフォィール(ハブキャップ)がついてました。

ドライバー不在の窓を見ると

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 この車にぴったりのワンちゃんがお留守番中。

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一体どんな人がオーナーなのかなぁと想像が膨らみます。

あなたは、どんな人を想像しましたか?


モールから買い物袋持って出てきたオーナーは、こんな方でした。

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多分、年齢的には60代半ば~70代ぐらい。髪をアップに上げて、ジーンズのショートパンツにブーツ、黒のサングラスに黒のタンクトップ。(私が映りこんでるのでカバーしてます)

そして、もう一匹助手席にこれまたこの車にピッタリのワンちゃんが実は隠れてました。

「この車、私大好き、かっこいいね。わんちゃんもぴったり!」

と言ったら、

「古い車よ。Thank you!」

と言って嬉しそうに返しくれました。

私もこんな風に好きなものといっしょにのびのびと年を取りたいです。

もし、私がタンクトップにショートパンツにロングブーツでスーパーで買い物してたら、日本ではそれを後ろ指を刺さずに受け入れてくれるでしょうか?なんだか、難しそうですね。

若く見られることに努力することも重要ですが、レトロなクルマもいいなぁと思えるように、年を取ってても元気だったり、優しさががあったり、どこかチャーミングだったり、古い中にもある良さが出せたらいいですね。

さて、皆さんはどんな風に年を取ってどんなお爺ちゃんやお婆ちゃんになりたいですか?


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