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英語を勉強して何がしたいの?

カナダ暮らしも10年目のWakeiです。私の初海外移住生活は自分でプランしていたものでも、家族にカナダ人や英語圏の人がいたからでも、ありませんでした。移住当時は、私は50歳、中学生の娘も英語が話せない状態の二人暮らしで始まったのです。

話せてもアップデイトは必要

幸い、娘の方は日本人がいない学校環境でずっと過ごしたせいか、英語力も伸びました。と言っても移住1、2年目は、英語が話せなかったため、友達もできす、かなり孤独な学生時代でした。

今は娘は英語でコミュニケーションはできますが、語彙力や理解できるためのバックグランドの知識、コミュニケーション力は常にアップデイトが必要なようです。

会話を豊かにする基本は、日本語でもいっしょですよね。大学や趣味、アルバイトでの人との繋りが、自然と英語力を高めるモチベーションになっているようです。

私の英語モチベーション

私の場合は、まずは生活のためのサバイバル英語、会話を何とか楽しむ英語、何とか簡単な仕事はできる英語にまで10年を掛けて、なってきました。現在は時々、アルバイトしています。

昨年1年はコロナで全くアルバイトもせず、英語で話す機会が激減したせいか、この夏に久々に会ったカナダ人の友人から、「英語が下手になったね」と指摘されました。自分でもある程度は覚悟していたものの、指摘されるとショックです。これはマズイと思って、今年になって急遽始めたのが、家庭向けのクリーニングのアルバイトです。

おかげで、最近は生の英語を聞く機会も話す機会も増え、それによって「これでは、いかん!」「楽しい!」と落込んだり、喜んだりしながら、英語に対するモチベーションが上がってきました。

使うことで上がるモチベーション

Note を見ていると多くの人が英語に関心を持っていることに気づきます。それぞれ英語力を高めたい理由はさまざまだと思いますが、知識をいかに効率よく詰め込んでも、使う機会や触れる機会を工夫しないと、会話では思うように使えないもんです。話してみる勇気、間違える覚悟を持てず、会話を楽しんだり、仕事で使える英語が、どんどん先送りになってしまいます。

それは海外に住んでいても同じことです。海外でも日本でも、英語で聞く話す機会を作ることは重要です。

ボランティアとアルバイト

私のように海外にいて英語力に自信が持てない方に、英会話学校以外におススメしたいのが、ボランティアやアルバイトをすることです。ボランティアなら、少し気楽ですよね。親切に仕事を教えてもらえたり、責任の重い仕事ではないことが多く、上手くできなくても失敗しても少し安心ですよね。

動物救助センター、老人施設、チャイルドケア、ギャラリーのボランティアなど、ボランティアで学んだ経験や人脈を活かして、仕事を見つける流れはカナダではよくあります。基本、留学生はアルバイト不可なので、ボランティアでカナダ人コミュニティに入って自信をつけていく学生もいます。

アルバイトも単純作業系なら、英語が下手でも大丈夫なものがあります。管理者の説明を理解したり、同僚の会話に入れたり、いろいろな世界を垣間見れるのは、ボランティアと同じですが、アルバイトでは、何と言ってもお金がもらえるので、助かりますし、自信になります。

とりあえずアルバイトをやってみる

私はカナダに来て10年目にして初めて家庭のクリーニングのアルバイトをしてみましたが、初めて知る世界にビックリしています。会社で私は最年長で、よく一緒に働く仲間は私よりも20歳以上年下です。カナダでは履歴書に生年月日を書くことも写真もないので、シニアでも元気な方はアルバイトに挑戦してみてはいかがでしょうか?

この仕事で行ったお宅の中に、5ベットルーム、5バスルーム、ビリヤードルーム、シアタールーム、鏡張りのフェットネスルーム、オーシャンビューのテラス、パター練習用グリーンの庭、滝の流れるプール、テニスコートがある、豪邸もあって本当にびっくりしました。10年間カナダに住んでいてもこんな家に行ったことがありませんでしたからね。↓豪邸。

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クライアントの家のオーナーとちょとした世間話ができるのも楽しいもんです。同僚や上司とのやり取りにも今まで経験したことがないハプニングもあって、驚きます。

あなたの英語の勉強の目的はなんですか?

こんな風に海外生活では、英語が上達すると、自分の世界が広がり、自由度がグンと増えます。

日本の方で海外でカッコいい仕事、ハイレベルな仕事をしている優秀な人をNoteで見かけることも多いと思いますが、そうでなくても現地に馴染んで海外での生活を楽しんでいる人はそれこそ大勢います。大半と言っていいでしょう。

さて、英語の勉強をすることで、あなたがしたいことは何ですか?

たまには原点に戻って「英語が話せてこんなことがしたい」というワクワクを思い出してみませんか?

おまけ

今回の表紙画像は私がアルバイトでお邪魔したお宅の一軒。オーナーとそのお母さん99歳です。こちらのお宅はまさにウエストコーストのヒッピー系。インテリアがアートで楽しい。99歳のお婆ちゃんのオシャレもファンキーですね。年齢を聞いたら、「45歳だったかな」なんてジョークも言ってきます。こんな99歳になれたら、いいですよね。





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