自分の身長、フィートで言えますか?
カナダ生活10年目のWakei です。
海外での生活に慣れてくると、海外にいる新鮮さは薄れていきます。
実際に昔に比べたら、世界共通なことが増え、カルチャーショックは減っています。
携帯もgoogleもアマゾンもYoutubeもどこでも同じように使えて、情報も商品も世界中から集まってきて、世界中で似たような暮らしをしています。オシャレなレストランも大型スーパー、ショップも日本だからカナダだから、と言ってもそんな大きな違いもありません。
そんなカナダ生活の中で、やっぱりここは日本とは違う、カナダなんだ、と感じるのは、単位です。
ちなみに皆さんは自分の身長や体重をフィート・インチ、ポンドで言えますか?
カナダでは身長や体重で一般に使われているのは、センチメートルでもキログラムでもなく、フィート・インチ、ポンド(パウンド)です。
あなたの身長は何フィートですか?
会話の中で、
「うちの彼氏の身長は6'3"(6フィート3インチ)よ」と言われても
新聞で
「逃げた犯人の身長は約5’10”(5フィート10インチ)」とあっても
どのぐらいの身長かわかりますか? ちょっと計算してみましょう。
※1foot = 30.48 cm (’)
1 inch = 2.54 cm (”)
6X30.48+2.54X3 =約190.50㎝ (6'3")は190㎝超えの長身です。
5X30.48+2.54X10 = 約177.8㎝ (5’10”)は平均的カナダ人男性の身長。
ちなみに5’7”は、約170cm。女性の高身長、男性でちょっと小柄。
5’3”は、約160㎝。よく見るカナダ人女性の身長。
5’ は 152.4cm。かなり小柄な女性。
自分の身長だけでも、何フィート何インチなのか知っていると、基準ができて、長さのイメージがわきます。
商品のフィート・インチ表記(´ ”)が多いので、センチと勘違いしないように気を付けてくださいね。
重さは身近な単位、イメージに要注意
体重はカナダでは、日本ぼど女子の関心にも話題にもなりませんが、自分の体重が何パウンドか、1パウンドが何キログラムか知っておくと、便利です。
※lb = 2.2046kg/ 1kg = 0.453LB(lb)
体重50㎏だと110.23lbになります。 ( ㎏X 約2.2= Ib )
なんかムチャ重そうに感じますね。
「私、ジムに行き始めて4ポンド減量した。」
と言われたら、1.81㎏程度の減量で、
4ポンドと言っても2㎏にも満たないんですね。
日常的に関係してくるのはスーパーの値札。スーパーに行って、よく見ると、野菜や果物の単位にキロとポンドが微妙に使い分けされています。
ピーマン2.49lb ちょっと安そうな気もします。小さく書かれたkg表示では5.49㎏となっています。ポンドだと450g単位ですからね。
店頭では両方の表記がされいないことが多いので、ポンドとキロを確認しないとウッカリ割高に買ってしまったりします。
どこかで役に立つかもしれない豆知識
ちなみにポンドの記号はLB。不思議ですよね。これは古代メソポタミアで穀物の重さを測るのに使われた天秤(Libra)に由来しているそうです。
また「パウンドケーキ」は、卵・砂糖・小麦粉・バターが各1パウンドずつ入れて作るケーキだから「パウンドケーキ」なんだそうです。
これなら材料の容量を簡単に覚えられますね。
この他、温度もNoteで書いたようにセルシウス(摂氏)℃とファレインハイツ(華氏)℉があり、電子レンジやオーブンレンジの温度設定、温度計、体温計も華氏表示が多いです。体温計で97℉だったら、36℃台ですが、97℉以下なら35℃台の低体温ですよ。
こうした単位ばっかりは慣れるしか、ありません。
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