講演会の講師
新しい年度が始まってすぐに、講演会の講師の依頼を受けた。演題は自治体の財政運営について。人前での話しは苦手だが、地方財政に携わり3年が過ぎたので二つ返事で引き受けた。
演題の内容については、2週間かけて綿密に構想を練り万全の体制で臨んだ。貯金や借金などの現状を調べることで、財政に関する研鑽を積むこともできた。財政というと堅苦しい印象があるので、分かりやすい言葉での講話を心がけた。ここ数年、コロナ禍や物価高騰の影響で、地域経済も厳しい状況にあり、その生活支援の取り組みを中心に話をした。
講演の端々で、場を和ませるためによもやま話を織り交ぜてみた。自己紹介や趣味のことなど、こちらは自然と言葉があふれ出る。そのことが功を奏してか、穏やかな雰囲気となり落ち着いて話ができた。
苦手意識の克服として、今回の講演は自分自身の糧になる良き経験だった。この春、新しい試みからのスタートが切れてホッとした。
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