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小さなお子さんを育てているお母さんにとって、第一の大きな壁とも言える『断乳』

第1回目は、「離乳食」と「断乳」という育児をがんばるママたちにとって大きな「難関」にどう対応するか、山西先生のお話をシェアしていきたいと思います。


まずは、シュタイナーの教育理論のお話です。


ルドルフ・シュタイナーは、哲学者として幅広い分野に影響を与えました。

子育てに関してもシュタイナー独特の考え方をもち、『本当に人間らしい生き方』を追求しています。


シュタイナーの理論では、人の体が成熟する過程は、7年の周期があるとしており、特に0~7歳にあたる第一7年期は、心と体の変化が人生の中で最も大きな変化を遂げるとしています。

この時期は特に体の変化が大きく「体の成長を特に周りの大人が見守る時期」だとしています。

では、シュタイナーは『食事』というものをどのように捉えているのでしょうか・・

シュタイナーは、子供が真の自由な人間に育つためは「リズム」と「食事」が大切だと説いています。正しい食事で「生命体」が正しく活発に働いていることこそが、人にとっての真の健康であるとしています。
ここでいう食事は、単に食べたものではなく、「食べて消化したもの」ということです。

幼少期に、心と体を健康に保つ真の食事をすること、家庭の味を体感することは、思春期を経て成人になった時、自分本来の「食」に戻り、心身ともに健康で過ごすことができるのです。

断乳をするということは、子どもがこのリズムを作るための最初のきっかけを作ってあげるということ。

断乳は、心も体も『真の自由な人間』への第一歩となるのです。


〜続く〜


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