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親と教師で作る学校。4年目の教室づくり。

雨の予報でしたが、春を感じさせるあたたかな陽気の中、仕事のお休みの日を合わせて朝から学園に関わるたくさんの大人たちが来年度の教室作りの作業のために集まりました。

教室づくり4年目の今年は作業が多岐に渡ったので作業グループのリーダーから作業の班分けなどの説明が事前にありました。

(ちなみにワーキンググループのリーダーはいつも推薦ではなく立候補制です。やりたい人、得意な人、モチベーションが高い人がリーダーとして主体的に動いていきます。
誰かに押し付けられて働くわけではなく自分でやりたいと思って働く、しかもそれがみんなに感謝されるので不思議なことに無償なのにすり減った感がなく、リーダー本人も満足感がある、というとても良い仕組みだと個人的に思います。)

① 新1年生の教室の黒板塗り直し
② 新4年生の荷物の運び出しと備品整理
③ 新4年生の教室の床板貼りとオイルがけ
④ 新しい学習机のサンダーがけとオイルがけ
⑤ ほしの子の台所の掃除と片付け

の5班に分かれて作業しました。

朝から夕方までの長時間にわたりましたが誰も離脱することなく、皆、終了まで作業を行いました。

一日仕事で大変ではあるものの協働する中で親睦が深まったり学園を自分の手で作っていく実感が湧いてきます。

また、保護者1〜数年目は自分の子どもが通う場のために、と働いていたのが、しばらく年月が経つと新しく入ってくる子どもと保護者のために、という気持ちが芽生えてくるから不思議です。

それはきっと、
自分と子どもが今この学園にいられるのはこの場を作り続けてきてくれた方がいるからだということを協働する中で身をもって知るからなのかもしれません。

さて、作業についてきていた小学生たちは田んぼで走り回ったり、農園に行ってみたり、ちょっと足を伸ばして冒険してみたりと自由に過ごしました。

夕方には急に肌寒くなり、端材を利用して子どもたちのおやつに焼き芋を焼きました。

大人はお昼ご飯以外は1日子どもと離れて作業しましたがまた自然と子どもたちを囲んで食べる熱々の焼き芋タイムは甘くてしっとり幸せな時間でした。

焼き芋を焼いた後の炭と端材で在校生たちが新入生に向けてメッセージを書いてくれました。

学校、楽しいらしいです。

長い一日でしたが、
まさにそのために頑張っている大人たち。

この日一番の労いの言葉でした。
どんな疲れも吹き飛びますね!

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