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幼児シュタイナー教育・子育て講座

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わかやまシュタイナー学園では、教育者として、また、シュタイナー幼児教育のプロとしても長年に渡りご活躍されている山西先生のお話会を、『子供の成長と発達』を軸に話題を変えて定期的に実… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

〜7歳までに育つ4つの感覚 その1『触覚』について〜⑦

~『触覚』を育てるために日常でできること・気をつけたいこと~ ●子どもの「触れたい」とい…

〜7歳までに育つ4つの感覚 その1『触覚』について〜⑥

遊びが育てる『触覚』~群れあそびは触覚体験~ 「♪ かってうれしいはないちもんめ~♪」 「…

〜7歳までに育つ4つの感覚 その1『触覚』について〜⑤

~子どもの絵から見る『触覚』の発達~ 1歳ごろから、色鉛筆やクレヨンで何かを描く真似をす…

〜7歳までに育つ4つの感覚 その1『触覚』について〜④

~『触覚』を育てるということ~ 『触覚』は、全ての感覚の土台となるもので最も基礎だからこ…

~7歳までに育つ4つの感覚 その1 『触覚』について~①

今回の子育て講座では、子どもが豊かな心と体を持ち成長するために大切な
 『4つの感覚』につ…

離乳食と断乳 11

~山西先生より~  「断乳」は我が子の視野を広め、自立への第一歩となります  断乳をする…

離乳食と断乳⑨〜子どもと食事〜

「身土不二」という言葉を聞いたことがるかもしれません。 食養生では、これは『体と土とは一つである』とし、人間が足で歩ける身近なところ(三里四方、四里四方)で育ったものを食べ、生活するのがよいとする考え方です。 この考え方に合わせると、いくら体に良いと言ってもタロイモが主食の南方(パプアニューギニアなど)の方々が緑黄色野菜などを食べることは、決して健康にいいとは言えないということです。 体質や環境があって、その次に「食」があり、自分を作る食事は生まれ育った場所からの恵みだ

離乳食と断乳⑧〜2歳以降の歯の発達と食事内容〜

2歳〜3歳半になると、一番奥の歯が生えて乳歯が20本そろってくるようになります。 この時…

離乳食と断乳⑦〜1歳から2歳までの歯の発達と食事内容〜

1歳を過ぎると、上下の奥歯が一本ずつ生えてくるお子さんも多くなってきます。上下の奥歯が生…

離乳食と断乳⑥〜7ヶ月以降11ヶ月ごろまで〜

〜離乳食開始から1〜2ヶ月ぐらいすると下も前歯が生えて、舌の動きが変わる時期です。具体的…

離乳食と断乳⑤〜離乳初期の歯の発達と食事内容 〜

育児書などでは、「5~6ヶ月で離乳食を始めましょう」などと記載されていることがありますね…

離乳食と断乳④〜子どもはまねぶ〜

シュタイナーは、人の体を次の3分節に分けて捉えています。 ●頭・感覚神経系 (頭部) ●…

離乳食と断乳③

~山西先生より~ 好き嫌いが多く、食べないとしても「正しい食事」を食卓にだし、目に触れさ…

離乳食と断乳②

シュタイナーは、食事には、大きく4つのはたらきがあるとしています。 ひとつは、「生命を維持するための栄養素としての機能的な働き」、そして、「正しい味覚を育てること」、「生命体を正しく機能させるためのもの」、最後は、「摂取本能を正しく保つ」というものです。 特に、あらゆるものが手に入る現代では、摂取本能がコントロールできずに、肥満や糖尿病などの生活習慣、摂食障害などの精神疾患を患う人が増えています。 幼少期の正しい食事は、子供時代だけではなく、大人になってからの病気の予防