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~7歳までに育つ4つの感覚 その1 『触覚』について~①

今回の子育て講座では、子どもが豊かな心と体を持ち成長するために大切な
 『4つの感覚』について、山西先生の豊かなご経験をもとにお話いただきました。


特に、0~7歳までに育つ4つの感覚の中でも最も大切で全ての基礎となる
『触覚』について、深く掘り下げてのお話は、
『なるほど』とうなずくことばかりでした。

山西先生のお話に入る前に、シュタイナーが説く『人生の7年周期』について軽く触れたいと思います。

ルドルフ・シュタイナーは、哲学者 として幅広い分野に影響を与えま した。子育てに関してもシュタイナー独 特の考え方をもち、本当に人間らしい生き方を追求しています。

シュタイナーの理論では、人の体 が成熟する過程は、七年の周期があるとしており、特に0~7歳にあたる『第1七年期』は、体が人生の中で最も大きな変化を遂げるとしています。

また、この時期は意志を育くむ時期でもあります。

その後の『第2七年期(7~14 歳)』は心・感情が育つ時期、 続く『第3七年期(14~21歳)』 は思考を育て『私』と社会を結びつける時期であるとし、21歳で 学校教育が終了し、社会に出てからまた次の第4七年期が始まるとされています。

シュタイナーは、この七年刻みで 体と心が段階を踏みながら成長する過程に対し、私たち大人がどのような見守り方やアプローチができるのかを説いているのです。

〜続く〜

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