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作家の名刺

作家はどんな名刺を持っているの?

私が作家さんから貰った名刺は342枚でした。多いような気がしますが、ライトノベルは一年に一度パーティをするので、パーティで名刺交換をすると、一気に何十枚も集まります(今はコロナでパーティをしていません)。

種類分けしてランキング方式で紹介します。

第6位 名前と肩書きだけ

作家 ○○○○
だけのシンプルな名刺です。連絡先も書いてありません。今はネットが発達しているので、名前で検索すれば連絡先がわかるから、という考え方でしょう。これもカッコいいと思います。

第5位 名刺と肩書きと連絡先と自著の紹介

第6位と真逆の名刺です。名前と肩書きと連絡先以外に、自著の紹介をたくさん書いてある名刺。名刺はPRの手段だから、という考え方ですね。これもポリシーがあって素敵だと思います。

第4位 カラー印刷のカラフルで綺麗な名刺

イメージで印象づける作戦ですね。自著の表紙画像や、イラストレーターさんに頼んでイメージイラストを描いてもらった名刺です。肩書きと名前、連絡先だけの名刺はシンプルになりがちですが、綺麗なイラストが華やかさを加えています。

第3位 透明プラスチック名刺

「透明プラスチック名刺を持つと売れる」というジンクスがあるそうで、一時期ライトノベル作家のあいだで透明プラスチック名刺が流行しました。でも、名刺と売上げは関係ないと思います。

第2位 ごく普通のビジネス名刺

ごく普通の白い紙に名前と肩書きと住所と電話番号とメールアドレスだけ書いてあるものです。見やすくていいですね。

第1位 クリエイターっぽいおしゃれ名刺

私はこれを使っています。書いているジャンルに合わせて名刺を替えています。
・女性向けを書いたときは、押し花名刺(本物の押し花が名刺に貼り付けてあって、上からコートしてある)
・時代小説を書いたときは、和紙に毛筆書体の渋い名刺
・小説教室の先生をはじめたときは、原稿用紙の地模様の名刺
・活版印刷名刺を使っていたときもあります。文字がへこんでいてカッコイイんですよ。

名刺を持とう

コロナ禍で、編集者と直接会う機会は減っていますが、それでも、作家デビューしたら、名刺は印刷したほうがいいですよ。
名刺は自分を紹介するツールなんですから。

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