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テクノロジーの先にあるぬくもり

テクノロジーの発展で人と人との距離はずいぶんと縮まった。

ほとんど会えない友人ともSNSでつながり日々の生活をのぞけるし、親への連絡はLINEで一発だ。

数年前からVRが一般に普及しはじめ、アバター経由で遠くの人がすぐとなりにいるような感覚も味わえてしまう。いずれはもっと濃ゆくその感覚を得られるだろう。


テキストや音声は届けられるようになったし、隣にいる感覚も得られるようになった。そのうち人に触れた感触や匂いなんかも届くようになるでしょう。一般普及はまだ先だとしても。


そうなったときに、僕らのコミュニケーションはどんな感覚になるのか。リアルに会うことはなくとも、ネットで全て完結するのか。

情報の伝達という意味では、完結すると思う。というか、リモートワークができるように、すでに完結していると言っても良い。


それでもなお、人のぬくもりだけは届けられないと思う。少なくとも、リアルで対面することが主流だった僕らのような世代では、ぬくもりを遠隔で感じきることはできないのではないか。

目の前に人がいる感覚、オーラ、雰囲気、仕草etc...。


僕らはリアルとネットで生きてきた。だからこそ人のぬくもりの大切さをより感じるんだろうし、最終的には肌と肌なんだと思う。


いや、酔いましたさようなら。

ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。