若者の挑戦をオトナがとめるな
歳を重ねると知識が増え、知恵もつく。経験から自分なりの正攻法を見出し、自分の人生に応用していく。
生きて経験から学び、自分の人生をより良くしようとする。
そうしてオトナになっていくと、
・自分を守ってしまうこと
・自分の考えを相手に押し付けること
をやってしまいがちである。
自分を守ってしまうこと
まさに僕。ずっと捨てたほうが良いプライドを持ち続けていた。今も捨てきれてはいない。(いくぶんマシになった)。素直だった子どもが、経験を重ねると素直でない大人になってしまう。
極端に言うと、自分を守る壁の中に経験を積もらせるだけで、新しいその世界を遮断するようになる。壁は作らず、世界に開いていたほうがいい。
ただ、捨てなくて良いものがある、それは自分の美学だ。全てを捨てきるのではなく、向き合い納得感を持つことが本質だ。
自分の考えを押し付けてしまうこと
経験を積みオトナになると、自分の正攻法が見つかる。試行錯誤して生きた結果、通用する自分なりの考えだ。自分と向き合ってたどり着く考えもある。長年の生活で得た成果で、自信を持てる考えだ。
歳をとると、その考えをどうしても人に押し付けたくなる。特に若い人に押し付けたくなる。当てはめて「俺はこうだったよ、君もこうしなよ」と言いたくなる。
わかる。僕もそうしてきた。
だけど、助言と押し付けは違う。
助言は、経験を還元して伝えるだけ、最後は本人に判断してもらう。押し付けはその上で答えも決めつける。ぜんぜん違う。
保身のために自分の考えを押し付けることはしない
人間そんなにできたものじゃないから、自分を守ってしまったり、人に考えを押し付けたりしがちだ。僕もそうだ。どっちかをやってしまうことは、よくあることだと思う。しかたない。
ただ、両方を一緒にやってはだめだと思う。
自分を守るために人に自分の考えを押し付け行動を制限することは、やってはならない。特に若者に対しては。
自分の保身のために価値観を押し付け、若者の挑戦を奪うことはやっちゃだめだ。
相手のことを本気で思って行動することとは、まったくもって違う。
全前ちがう。
さいごに
思うことがあったので、整理しきれなかったけど一気に書きました。
このnoteを読んで「俺は私はそんなことないぜ!」と思うオトナの人、本当にそうですか?気づかないうちに、自分の論理を押し付けていませんか?
情けないですが、僕は両方をかましてしまうことがありました。気をつけてはいますが、たぶん今でも無意識にあるでしょう。
挑戦する日々の中で思う。他人を否定するだけのつまんないオトナになるくらいなら、バカにされる子どものままでいるよ。
ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。