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エイジング(42首目)

相応に加齢続ける心(しん)と体(たい) 待ち望まれる技(ぎ)のエイジング


50歳を過ぎて数年。「心」と「体」は、良きにつけ悪しきにつけ年齢なりの域に達していると思う。できたら若々しくありたいから。エイジングケアが必要な今日この頃。

残る、「技」は?

社会人として5年ほど働いていたのは、遥かかなたの過去の話。長年専業主婦をし、家事のスキル、子育ての経験など、未経験当時と比べれば身についたことは多い。が、それ以外の人生における「技」はどうだろう。円熟期に到達しているものはあるか?答えはノー。

ひたすらぼんやり生きてきたとは言いたくない。けど、私にはこれができます、このことだったら私に任せて、という得意分野や、寝食を忘れて没頭できる趣味や勉強など...あぁ、いずれの「技」も持ち合わせていない私よ。英語などの習ってきた言語も、「技」と言えるほどではないしなぁ。

「技」に関しては、若々しくあることをめざすエイジングケアではなく、年齢に相応しいレベルを目指すべく、「心」と「体」とは逆ベクトルのケアが必要なのではないか?

なーんていう事を、「今は、『アンチエイジング』という言葉を商品などにつけたらNGらしいです。『エイジングケア』とか『スローエイジング』と表現するそうです。」とおっしゃっていた、tamari中医学養生学院の講師の先生の美しいお声を聞きながら、つらつらと考えた次第。

私とは比べようもなくお若いこの先生、今のお仕事に就かれるまでの、学びと仕事の経験の豊富なこと!着実に身につけ、進化していっている。

さぁ自分も。めざすは「技」の老成。老成どころか、未だ誕生すらしていないって?人生、ネバートゥーレイト。