余計な事はするな

余計なことはするな

「余計なことはするな」「いらんことはするな」と言われたらカチンとくるかムッとしますよね。「それは後にしておきましょう」と言われるのが良いかというと、後でその余計なことをするかもしれないのでよろしくありません。

つまり「それは後にしておきましょう」はヒドい言い方で、「余計なことはするな」は優しい言い方なのです。

もちろんこれは合格を目標とする場合でのお話です。資格試験に受かるためにすべきことはあらかた決まっています。それさえしっかりやれば合格可能性はグングン上がるのですが、なぜかそうはいかないことが多い。

理由は人間は機械ではないのでどうしても無駄がないとやってられないから。そもそも「無駄」とは思っていないから。

例えば毎日お店に呑みにいくAさんがいるとしましょう。毎日は身体にもよくないしお金もかかるし次の日の体調にも影響するのでやめておけと言われても「なに言ってるんだ、俺(私)は呑むために毎日頑張ってるんだ」とおっしゃる光景は珍しくないでしょう。

そのお方の人生にとって無駄でなくても、資格試験に合格するためには無くてもかまわないものはあります。それが飲みに行く回数ということもあるのです。

「資格試験に合格するぞ」と決意したその時から、従来の生活習慣のままというわけにはいきません。必ずどこかは調整しなくてはなりません。両手にいっぱい物を持っているのに、新しく何かをガッツリ掴み取ろうとするならばせめて片手は空けなくてはなりません。

合格を目標にすると、従来してきたことの多くは余計なことになります。呑み行く回数もそうですし、息抜きや遊びに使い続けてきた費用も体力も時間もそうです。

新しいことを始めて望む結果を出そうとすると、ついアレもコレもやらなきゃならないと思いがちですが、それは違います。

合格に無用な従来のアレもコレも余計になったそれらをやらないようにするべきなのです。

だから合格したかったら「余計なことはするな」というのは、優しい言葉なのです。

勉強内容にしても、もう十分理解してバッチリ解けるようになったのに、得意になったからとそればかりやるのは余計です。そんな暇があるならば不得意な箇所に時間を使ったほうがいい。好きだ、得意だということばかりやるのは余計なのです。

「余計なことをするな」と言われる優しさをまだ感じ取れないうちは、せっせと余計なことを続け、やがて「こんなに頑張ったのにダメだった」と言ってしまうかもしれません。

頑張りどころが違うのです。両手にいっぱい持ったままでいくらあがこうとそりゃ無理があります。だから余計なことはとっととやめると良いのです。

足すんじゃなく、引いていく。

そんなこと考えたこともないとしたら、それがあなたがまだ合格してない理由かもしれません。

今回のnoteは以上です。お読みくださりありがとうございました。

あなたが合格しますように。


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