「叱らない」指導
この度、『高学年児童こそ「叱らない」指導!』(学陽書房)が増刷となりました。3刷です。
この本が出たときは、「叱る」「叱らない」が話題となりました。この本は決して「叱ってはいけない」ということが書いてあるわけではありません。そんな二項対立で考えないことを書いています。
以下は、最後の方に書いたことです。
「本当によりよい指導や支援とは」と追究すること。試行錯誤すること。これにつきます。安易に「叱らない方がいいのよね」と指導放棄することではありません。
ボク自身、「叱ってよかった」という経験はあまりありません。それよりも、「そのことが起こる前にできたことやもっと適切な指導や支援、言葉かけがあったな」と思い返すことばかりです。ていねいにふり返ることで、「次はこうしよう」と考えることができます。
「叱らない」が目立ちますが、『「叱らない」指導』までセットで考えることを大切にしたいです。これからもよりよい指導や支援を追究し続けたいです。気張らずがんばります。
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