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あなたに会いたくて、冬

拝啓 3月8日(金)夜、本屋B&Bのイベントに来店でご参加の首都圏の皆様に、心より御礼を申し上げると共に、イベントの後の交流会でお話できますこと、とても楽しみにしております。

また既にご予定のある方、遠方にいらっしゃる方、配信にてご覧になると伺い、心より感謝しております。

そして行こうかと迷っていらっしゃる皆様、
「あの若林理央が初めて刊行記念イベントをしたの、ここなんだって。ヘフェリン・サンドラさんと吉田潮さんとトークしたらしいよ」
と、「あの若林理央」と呼ばれるようになるまで、全身全力、精進しますので、どうかお越しになって、できればお話しましょう。

なお、書籍のページはこちらでございます。                            

                            敬具

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元秘書として、このような文章で良かったのかと自問自答しながら、noteに文章をしたためております。
いつしか2月も半ばを過ぎて、まもなく冬は去ります。
いつにもまして落ち着きのない2月でございました。

初の商業出版。
「おめでとう」と言われながら、私は2月末、そして3月の訪れを期待と不安を胸に過ごすだろうと感じております。
著者の手を離れた著書は、どのような感想を読者の皆様にもたらすのでしょう。

「リアル書店予約、インターネット予約始まってます」

そう書いて、いま何冊予約が入っているのだろうと浅い眠りのなか目をさます日々です。

そして、この1月、2月、反省もありました。
あまりにも自著のことを想い、ライターとして記事の公開をSNSでお知らせすることを失念していたのです。
これは「いいね」や「リポスト」に有無にかかわらず、商業媒体から仕事をいただき、自分の名前を筆者として載せるための一貫として、せねばならぬもの。

思えば新人のころの「やったー!記事が掲載されたー!」と自分の執筆記事が掲載されたことを喜び、10冊自分で買った日々は遠く、初心を取り戻さなければなりません。

長くなりましたが、今月、公開となった署名記事はすべてダ・ヴィンチWebに掲載されたものです。

『漫画を描く―凛としたヒロインは美しい』(里中満智子/中央公論新社)は、デビューから60年になる漫画家・里中満智子さんのエッセイです。
長く活躍するには、誰しもが未踏の地へ足を踏み入れなければならない。
読み手として、強くそう思いました。


さてタイトルからしておどろおどろしくて、とても気に入っている記事です。
『世界奇想美術館』(エドワード・ブルック=ヒッチング:著、藤井留美:訳、田中久美子:日本語版監修/日経ナショナル ジオグラフィック)。
裏の美術史といえば、私です。私の中で。
例としてあげた美術作品のほか、いくつもの財宝が眠っておりました。どれを取り上げるか悩みました。

こちらは反響を呼んだ記事として、編集さんにも褒めていただきました。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』。
いつもの『うる星やつら』と異なり、幻想的で不思議なこの映画は、後のクリエイターにも影響を与えたそうです。

ありがたいことに受けた取材もポッドキャストで公開に。

FLOW
「産まない産めない女性の人生計画」。
主催のまゆみさんとは、「産む」「産まない」「産めない」に関するほかのイベントでお会いして、インタビューを受けるに至りました。

ぜひ聴いてください。

彩り豊かな2月ですが、浮かれてばかりもいられません。

若林、確定申告始まったってよ。

早めに年度末のラスボスを倒してきます。



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