わかおの日記297

早起きしてカレー屋さんのおしごと。火曜日はドイさんと一緒で、それがもう当たり前になっているけれど、ドイさんは8月の15日で辞めて、地元にお店を開くことになっているので、あと1ヶ月くらいしかドイさんとは一緒に働けない。

「夏休みは（彼女と）どこ行くの？」と聞かれ、そこから結構会話が続いて、松本がいいとか山梨は微妙とか適当に楽しく話した。

「ドイさんは辞めたら旅行とか行かないんですか？」
「行くとしたらハローワークやろ」
「いやいや、お店開くんでしょ！」
「やらなあかんことが多すぎて、何も手をつけれてないわ。意味なく部屋の掃除なんかしちゃったりして」
「テスト前みたいすね」

アイドリングトークがうまくいったのか、開店してからも普段よりドイさんはご機嫌で、三鷹の森ジブリ美術館は、武蔵野市在勤だと予約が取りやすいという情報を教えてくれた。いい人だと思った。

バイトの後、胃腸炎で1週間ダウンしていた彼女と久しぶりに遊んだ。快活クラブでつまらない映画を観て、はま寿司に行っただけだったけれど、つまらない映画も、はま寿司も彼女と一緒だと面白くなる。

さみしいから三鷹まで歩こうと主張する彼女を持ち上げて改札前まで輸出し、国分寺まで出荷した。かわいかった。