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女世界一人旅 国別旅の記録:ベラルーシ

旅の記録を、国別に項目ごとにまとめていきます。

自分自身の体験の整理が主な目的ですが、これから旅する人にとって何か参考になったり、興味を持つきっかけになれば幸いです。

2016年時点の情報なので、現在変わっている部分もあると思います。

渡航の際はご自身で確認をお願いします。

載せている写真は全て自分で撮影したものです。

訪問都市:
ミンスク

滞在期間:
2016年8月
リトアニアで取得したトランジットビザで入国。
滞在時間は実質1日。

渡航目的:
リトアニアからウクライナに移動する途中に立ち寄り、観光をする為。
社会主義国、美女大国として有名なので実際に見てみたかった。

① 街の様子・治安

建物はロシアに似ており大きくて重厚なつくりのものが多い。

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整然としているがちょっと堅くて寂しい雰囲気。

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軍服を着た人をよく見かける。

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夜はライトアップが綺麗。これもロシアの街に似ている。

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治安面の悪さは特に感じなかった。

② 交通

リトアニアの首都ヴィリニュスから、バスでベラルーシ首都のミンスクへ移動。

ベラルーシに入国する際、私だけ審査に時間がかかった。
(ほとんど近隣諸国の人だったが私だけアジア人だったから?)
色々尋問されている時に同じバスに乗っていた女性が英語でサポートしてくれた。

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午前中に到着したがその日の夜に夜行列車でミンスク中央駅からウクライナ首都のキエフに移動予定だった為、ミンスク中央駅内の荷物預り所で大きな荷物を預けた。

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何も読めなかったが何とかなった。

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中央駅の電光掲示板は国境をまたぐ列車であってもキリル文字しか出ておらず、スタッフも英語が全く通じない。

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市内はメトロで簡単に移動できる。

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ミンスク中央駅からウクライナへの夜行列車に乗る前に駅構内の両替所で両替しようとしたが、営業時間内なのに係員がおらず、長蛇の列。
結局両替が間に合わなかった。

③ 人・生活

1日しか見ていないので何とも言えないが、全体的に物資が不足しているというか、お店や商品、娯楽のバリエーションが少ない。

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街全体がちょっと寂しい感じがして、現地の人も満足していない。(少なくとも観光案内してくれた同世代の女性はそうだった)

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この為、隣国のポーランドやリトアニアまで買い物やレジャーに行く人が多い。

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当時新通貨が導入された時期だったので、2種類の通貨が同時に流通していた。

④ 食べ物

食べ物もバリエーションが多くないので隣国リトアニアやポーランドまで買いにいく人が多い。

ミンスク在住の友人に連れて行ってもらったカフェ。

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ラトビア料理屋のチェーン店LIDOはベラルーシにもあり、友人も、ベラルーシ料理じゃないけど案内するならここかなぁという感じだった。

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⑤ 宿

Andrew Loft Guesthouse:

一泊1,000円のドミトリー。

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ビザの滞在期間の都合上急遽出国を1日早めることになり宿泊できなくなったのだが、キャンセル期限を過ぎてしまっていた。

ミンスク到着後、友人と合流するまで時間があったのでwifi使用と充電だけさせてもらおうと訪問したところ、紅茶とクッキーを出してくれて、しかも宿泊費は要らないと言ってくれた。

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⑥ ショッピング・ファッション

現地の友人が、ベラルーシのファッションはひどいと言っていたが本当にそうだった。
ZARAやH&M等のグローバルブランドは無く、多くのベラルーシ人は隣国のリトアニアやポーランドに買い物に行くらしい。

ツム:

百貨店。ロシアと同じ名前なのに中身が全然違った。

ロシアのツムは高級百貨店で賑やかだが、ベラルーシのツムは寂れた街のショッピングセンターのようでガラガラだった。

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Gallery of contemporary art:

友人渾身のおしゃれスポットとして紹介してもらったギャラリー。

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⑦ 犬

野良犬は見かけなかった。

犬関連の場所は発見できず。

⑧ 観光地

観光客向けの娯楽系の場所が少ない。

街を歩くだけで十分に異国感を味わえるが、どこか行くとしたら聖堂や公園、戦争の歴史関係の場所になりそう。

⑨ お世話になった人

Kaciaryna:

カウチサーフィンで出会ったポーランド人女性の友人。

1日という限られた時間で色々な場所を案内してくれた。

歴史に詳しく、政治に対しても強い意見を持っていて尊敬。

当時から早くベラルーシを出たいと言っており、今はウィーンに住んでいる。

⑩ 総括

1日という限られた時間だったが、現地人の案内のおかげで目一杯観光ができた。

限られた時間で見たなかでは、社会主義国感が強く全体的に物不足、現地の人も国を出たいという思いが他の国よりも強い感じがした。


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