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#2 住む場所が見つかった話

今回は私の家探しについてです。具体的な手続き面は公式の情報を見た方が良いと思うので、こちらもほとんど経験談として書きます!

<フィンランドの学生用アパートについて>

フィンランドの大学はいわゆる寮とは違い、学生用のアパートメントを斡旋する団体が地域ごとにいくつかあり、そこに応募するという形です。申請フォームではどんなアパートメントが良いか選ぶことができるのですが、申請フォームの提出順に審査が行われ、決まっていくというスタイルで、留学生も多く競争率が高いので、条件を絞りすぎたり申請するのが遅かったりすると最悪の場合自分で探さないといけなくなります。

<申請フォームの提出>

私は合格通知のメールを開封してすぐに申請フォームに記入し、提出しました。合格発表から24時間以内でした笑
申請フォーム(AYYとHOASの場合)では、
入居希望日やアパートの希望などを入力しました。

入居希望日は選択肢で私の場合は6/1か7/1か8/1が選べたのですが、早すぎると回ってくる可能性のあるアパートの母数が減るのではと思い、8/1にしました。

アパートは、選ぼうと思えば結構条件を絞れるのですが、妥協して選んでおかないと、「あなたの選んだアパート候補数が少なすぎます。家見つからないかもしれませんよ。それでもいいですか?」という警告メッセージが出ます。そんなこと言われたらなんか怖いので、警告メッセージが出ないくらいに選ぼうと思ったのですが、この警告メッセージ、出されない基準に達するのには相当妥協しなければなりませんでした。
そこで、私の絶対に譲れない条件はとりあえず一人部屋であることだったので、水回り共用OKでとにかく一人部屋を死守することにして、値段も妥協して、場所も妥協して、ほとんどの一人部屋アパートを選んでいる状態だったと思います。
そして、何か特別な希望などありますかという欄があったので、値段を妥協して高めのアパートをたくさん選んでいながらも、せめて伝われという思いで、「特に家具とかは何も希望しない。でもひどい円安だから、月450€以下だったら本当に嬉しい。」と書きました笑 なけなしの足掻きのつもりでした。
というのも、アパートによっては600€や700€超え(2024年5月末現在のレートで約10万超え)で、しかも高い家賃の割に家具なしで光熱費が含まれていないものもあったのです。

<結果>

数週間後、突然、「入居希望日早められますよ」というメールが来ました。早く行けるなら行ってしまいたいと思っていたので、賃料は1ヶ月分多くかかってしまいますが、入居希望日を7/1に変更しました。
すると数時間後、アパートが決まったとの連絡があったのです!
もう入居希望日のメールが来た時点ですでに決まっていて、契約書の記載内容だし早められるから聞いてみようかという感じで連絡してきた口だったのだか、早めたからこそ回ってきたのか、不明ですが、あまりにも早い展開で驚きました。
なんと、
賃料:余裕で450€以下で光熱費込み
場所:大学まで徒歩圏内
設備:キッチンと洗濯室は共用で、家具はなし。冷蔵庫・トイレ・シャワーは部屋にあり。
少々古くリノベ物件ですが、もう希望以上に希望通りです!!
嫌だったらオファーを拒否するという選択肢もあるのですが、次により良い条件のところに当たるという保証はありませんし、家があるというだけで感謝、そして今回の私の場合は条件も希望通りなので速攻で契約書にサインしました。

<最後に>

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
需要があるか不明ですが、もし同じような状況になる方がいらっしゃれば、
合格通知を受け取った瞬間申し込み(重要)、(私の場合なけなしの足掻きが効いたのかもしれないので、)考慮されないかもしれないと思っても希望を主張することをお勧めします!笑



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