リセットボタン

3月31日、3月が終わり2018年度も終わる。

例に漏れず、大晦日や誕生日のように、ただ時間が過ぎるだけなのになあと思ってしまうけれど。

今年は少し特別な様子だ。
何しろ4月1日に年号の発表があるから。

元号以外には特に何も変わらないのに、あちらこちらでは季節イベントのような雰囲気。

何かしらの刺激というか、楽しみがほしいよなあ、それが元号の発表にちょうど重なったのか、と。

きっとそれを楽しむことが出来る方が、人生はちょっと楽しい。

それはさておき。
年度が変わって、新しい学年やら肩書きになる。

それはつまり、リセットボタンのようだと思う。

既存のステージのままの人は、コンティニューボタンかなとも思うけれど。

なぜかいろんなことを、一旦ゼロにしてちょっと新しい自分とやらを見せたくなる。

4月になれば、何かが変わる。それまでは耐える。そう思っていた時期がある。

21年目の私の感覚としては、あまり変わらないよ、良くも悪くも。
人間関係は一からになるけど、やっぱり同じことを繰り返す。ぼーっとしてたら劇的には、変わらない。

それでもいいやと思えるか、いや変わりたいんだって思うのか。

後者をすごいと強いと思う人はきっと多い。
でも、前者だって素晴らしい、今の自分を少しは好きでいるのだから。

無条件でやってくる、せっかくのリセットボタンをどう使う？

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