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賃金とか経営とか

自分も読んで混乱したので思わず「だよね」って反応してしまった。そして記事自体は途中で挫折してしまった。

賃金って難しい。若いときにどうして時給100円アップに管理職が渋い顔をするのか聞いたときに、「一度増やしたら継続的な経費増になる。そしてそれ以上の売上増を説明できないいけないから」という反応が。なるほどなと思いつつ右肩上がりの経営ってこういうところからくるのかと考えてしまった。

年間予算ってどうしても前年比に対して増やす減らすでするのも「変化点」だけチェックすれば判断出来るわけで。経営層側からすると少なければ少ないほど仕事が減る。楽なのもあるけど、変化点が多いほど「今後どうなる?」の可能性が増える。そりゃわざわざ難しい方向に舵を切るのはしたくないよな。

こういう話をすると「経営層の怠慢だ。いっぱいお金もらってるなら頑張れよ」という話になりがち。そりゃそうなんだけどね。自分は全く不向きだから関わらないんだけど少なくとも「賃金は従業員が勝ち取るもの」は違うと思う。

理由は簡単で事業って経営層が「やりたいことをやる器」で1人じゃやりきれないから仲間を集い事業を進めるわけだ。つまり主体は経営側にある。賃金に不満が出たときに増やして事業継続するか、経費総数を一定にするか、従業員を総とっかえするか決めていいわけだ。

それだからこそ技術者の流出の記事が出るし、緩やかな衰退が起こってるんじゃないかなと。そういう意味でいま起こっている事象を一つ一つ見るんじゃなくて対局的に見る必要があるなと感じます。

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