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海外の共同生活での学び

いっき82さんのルームシェアについての記事を読んで

アメリカ、オーストラリアでの
シェアハウス、学生寮での
共同生活の経験を
思い出しました。

シェアハウスにも住んだ経験もありますが、
ほとんどの期間、
留学生の多い学生寮の寮長のような形で
住人の相談係をやりながら
生活しました。

そのときの学びを
noteにまとめました。

みんな違った当たり前を持っている

違う環境で育ったもの同士が
一緒に生活をすると
色んなところに「問題」が出てきます。

ドアを閉める音がうるさい
電話の話し声が大きい
シャワーの後、髪の毛を片付けない
料理をした後、すぐ片付けない
共同の洗濯機やキッチンを長時間占領する人がいる

色んな国から人と共同生活をすると
「〇〇人は声が大きい」
「△△人は掃除をしない」
「□□人は細かい」
つい国籍で区別してしまいます。

実際そういう内容の不平不満は
たくさん聞きました。

イスラム教の女性の場合、
男性の前で髪の毛を見せることができないので
「共同スペースに男性を入れないでほしい」など
国籍や文化圏によって
違うところは多少あります。

しかし、日本人同士でも
生活スタイル、好みは
人によってかなり違うので
私は生活スタイルにおいて
国籍はあまり関係ないと思っています。

相手を理解しつつ、自分を大切にする

他人の生活スタイルに
ついイライラしてしまうときって
その人のバックグラウンド、状況を
理解していないことが多いです。

なぜその人がドアをバタンと閉めるのか
なぜすぐにお皿を洗わないのか
なぜ毎日夜遅くまで電話をしているのか

自分の解釈で決めつけたり
勝手に想像するより
直接相手に聞いたり
自分の気持ちを話した方が
早いことが多いです。

直接話し合うと
より相手のことが理解でき
相手にも自分のことを知ってもらえて
分かり合えることが多いです。

始めはイラっとしたけど、
腹を割って話してみたら
仲良くなったことも
たくさんありました。

とはいえ、
生活習慣のほとんどは
無意識にやっていることが多く、
相手の全てを変える
自分に合わせてもらうことは
ほぼ不可能です。

話し合っても変わらない
不満ばかりの場合は
部屋を変えたり
一人暮らしをする方が
精神衛生上いいと思います。

結婚生活とあまり変わらない

こうやって書いてみると
学生寮やシェアハウスでの生活って
結婚生活と
あまり変わらないと思います。

違う環境で育った人間が
一つ屋根の下で暮らすのですから
お互いに対する不平不満は
色々出てくるしょう。

お互い不満なところは
共有し改善の道を探ることも必要ですが
改善できなことを責めず
諦めることも大切だと思っています。

不平不満にどう向き合うかは
学生寮での生活での学びが
活かされていると思います。

この相談係の仕事は、
寮費が半額になり
お金が貯まるのも魅力ではありましたが、
それ以上に色んな人の相談に乗り
色んな人の考えを理解し
関係を深められたことが
最大の財産
だと思っています。

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