見出し画像

私は〇〇な人だという幻想

人はレッテルを貼ることが好きだ。

▶私は運動神経がない。
▶私は数字に弱い。
▶私は可愛くない。

昔、学校の先生、親、友人に
言われたことかもしれないし

自分が周りと比べて
思っていることもある。

でも、この「私は〇〇な人」って、永続的なものなのか?

運動神経がないと思っている人は
どの運動もできないのか?

100メートル走のタイムは
平均より遅かったけれど、
長距離走と平泳ぎはクラスで上位だった。

ダンスが好きで10年以上続けたから
体は柔らかいし
開脚や鳩のポーズも出来る。

それ以上に、
好きなとき体を動かせる肉体があること
それだけで十分幸せだ。

本当に私は数字に弱いのか?

小学校の頃、私は算数が苦手だと思っていた。

4年生のとき、
テストで39点を取って、
一人居残りになった。

中学のとき、
個別指導塾で、
ゆっくり時間をとって
問題を解いてみたら解けた。
何度も練習してみたら、
スラスラ解けるようになった。

あぁ、私が算数のテストの点数が低かったのは、
時間がないって焦ってテストに集中できなかっただけ。

算数や数学は、
練習すれば
できるようになることを知った。

それから、
日本の塾や、
オーストラリアの日本人補習校で
数学を教えた。

アメリカの大学の数学は
日本の中高の数学の復習のようなもんで
楽にAを取ることができた。

苦手な科目なんて
やり方、
見方で
変わる。

すべての人が私のことを可愛くないと
思っているのか?

幼いころから、
あまり周りに
可愛いと言われた記憶がない。

実際可愛いの概念に
個人差もあるし、
文化差もかなりある。

東南アジアに住むと、
ただ色白なだけで
可愛いと言われることがある。

大人数のクラスの評価レポートには、
他に書くことがないのか
「先生可愛い」が半分を占める。

「いつまでそう言ってくれるのかしら?」
と思いながら、
悪い気はしないので
有難く受け取ることにしている。

永続的なものなんて
なにもない。

人は日々変化していくし、
すべての人が
同じ見方をするわけでもない。

自己紹介でよく
自分の特技と苦手なことについて
話してくださいと言われるが
かなり難解な要求だと思う。

特技や苦手なことなんて
周りにいる人や
環境で変わる。

例えば、
タイや日本で特技は英語と言えても、
英語が公用語のアメリカでは
口が腐ってもそうは言えない。

特技や苦手なことについての質問には
いつも適当に答えているので、
答えに一貫性がない。

今後私はこれは誰にも負けないって
特技が見つかったり、
私はこういう人だって言える日が来るのか
わからない。

今は自分がこういう人だと決めず、
自分ができることを
見つけて伸ばしていくことに
集中する。

画像1

最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな感じで色んな話題のエッセイをほぼ毎日投稿しています。

あなたにピッタリのエッセイに会えるかも。全ての記事のリンクを掲載したサイトマップはこちら👇


よかったらフォローして、また見にきていただけるとうれしいです♪

このnoteをフォローする

私の記事が役に立った、面白かった、笑ったと思った方のサポートお待ちしております!いただいたサポートは更に良い作品を作るためのインプットや、他の素敵なクリエーターさんへのサポートに使いたいと思います。