物から大切にする
自分も含めて、人を大切にできない時がある。
自己嫌悪に陥り、なんでこんな自分なんだろう、と落ち込む。
そういうことをゼロにはできていないので、なんとか立て直す方法はないかと考えた。
すると、毎日ではないけれど時々やっているなと思うことが。
それは、“物をケアする”ということ。
気に入っている靴、鞄、服、生活用品。
心臓という名の命は入っていないけれど、それらは「愛情」に敏感だという気がする。
人を大切にできないときはまず、物から。
丁寧に汚れを取ったり、ブラシをかけたり。オイルを足したり、配置を変えてみたり。
大切に使っていきたい物を1つずつケアしていくと、ふと気づく。自分の手がとても優しく動いていることに。
そうしてしばらく時間をかけると、心が「人」に向いていく。「私はあの人に何ができるだろう」「今度はこうしてみようか」
自分も人、相手も人。
いきなり接し方を変えようと思うのは難しいかもしれない。
まずは、静かにそこにある“物”から大切に向き合ってみよう。
自分が大切にしたい存在を、まず目に見える形で大切にする。
それは、大切な人との関係にもつながるはず。
写真は、お気に入りのNAOTの靴を。
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