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国立大学と公立大学の違い

#365チャレンジ 【153日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

聖光学院、負けてしまった…

塾長が余計なことを言ったから、
プレッシャーが掛かってしまったのでしょうか…

そんなことはないですね(笑)

それにしても全国大会の大きな舞台、
普通では感じることのないプレッシャーの中、
高校生たちは戦っているわけで、
その精神力には感服です。

明後日はいよいよ甲子園決勝。
甲子園の優勝旗が白河の関を越えるのか。

楽しみたいと思います。

どちらの高校生も頑張れ〜!


2.国立大学と公立大学の違い

一般的には
「国公立大学」とまとめられることの多い
国立大学と公立大学。

私立大学との違いはわかるけど、
国立と公立の違いはなんなのか、
いまいちわかりにくい、という人のために
本日は、違いをまとめてみたいと思います。

運営元の違い

国立大学は「国立大学法人」が設置していて、
国がお金を出して運営している大学です。

公立大学は「公立大学法人」が設置していて
都道府県や市町村などの地方自治体が
お金を出して運営している大学です。

このように運営している法人が異なります。

お金の出どころをみると、
国立大学は国税から支出されていて、
公立大学は地方税から支出されている、
ということになります。

最近では、
経営難に陥った私立の大学を活かすために
公立大学法人が買い取り、
元々私立大学であったキャンパスを
そのまま公立大学として新たにスタートさせる
といった取り組みも増えています。

例えば、石川県小松市にある「公立小松大学」

これは元々私立の「小松短期大学」でしたが、
2018年に公立大学に移行しています。

他にも2022年には
大阪市立大学と大阪府立大学が統合して、
12の学部を有する大阪公立大学が誕生したりと、
国立大学に見劣りすることのない、
魅力的な大学がたくさんあります。

私の住む秋田には
通称「A I U」こと「国際教養大学」がありますね。

小規模ならではの特徴を活かし、
全国の学生から人気の大学となっていますね。

公立大学のメリット

では公立大学に通うメリットはどんなものがあるのか。

何より「地元に強い」は大きなメリットです。

公立大学は、
地域に根ざした高等教育、学校運営をしていて、
学生にとっては、地域に関わる学問の追求ができたり
卒業後、地元での就職に有利な場合もあります。

金銭的な優遇がある場合もあり、
「東京都立大学」では都内居住者が、
「名古屋市立大学」では県内の居住者が
入学金が割引になったりする制度もあります。

「国際教養大学」も秋田県内出身者は
通常423,000円の入学金が、
282,000円 に割引となります。

大学の規模もメリットと言えます。

公立大学には小規模な大学も多く
学生数の少ない大学もあります。

この場合には教授や准教授、講師が、
少ない生徒に対して担当することになるので、
充実した指導を受けることもできます。

学生数の多い大学では比較にならないほど
先生との距離が近い形で勉強が可能です。

国立大学と公立大学の入試制度

入試制度に関しては大きな違いはありません。

公立大学の入試制度は
国立大学の入試制度にほぼ準じています。

「共通テスト」を受け、その後に
大学ごとの個別試験があるのはどちらも共通です。

大学によっては
総合型選抜がも行われている場合もあります。

これも国立大学と同じですね。

難易度については、
人気のある公立大学はかなり高くなります。

国立大学と同じくらいの難易度、
国立大学の旧帝大並みというところもある
と考えておくのが良さそうです。

しかしレベルや偏差値も様々ですので、
大学ごとに細かく調べる必要があります。

入試制度において国立大学との大きな違いは
「中期日程」があることです。

国立大学は「前期日程」と「後期日程」で
試験が行われますが、
「中期日程」が用意されていることにより、
国立大学と併願がしやすくなっていたりします。

受験日程についても、大学により異なるので
前もって調べておくことをお勧めします。

まとめ

現在、日本では
国立大学が86校、公立大学は98校あります。
(文部科学省令和3年学校基本統計より)

志望校を決定するにあたり、
大学の情報をたくさん持っておくことは
重要なことですので、どんな大学があるか
調べておくことが大切です。

公立大学も知れば知るほど
魅力のある大学もありますから
この機会に調べてみてはいかがでしょうか?


3.今日の名言

下足番を命じられたら、
日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、
誰も君を下足番にしておかぬ。

小林一三

与えられたことを一生懸命にやることが大事。

人に評価される、ということは
とにかく一生懸命にやることなんだと思います。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「究極の指導法は教えないこと?」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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