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超・勉強計画(夏編)

#365チャレンジ 【104日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

本日は母校の学校祭1日目でした。

現在、姪が通っているものですから
1日目に行われる「仮装行列」を見てきました。

ちなみに塾長は高校時代、
「ヴェルサイユの薔薇」のオスカルをやりました(笑)

写真が見つかれば、いつか公開しますね(笑)

突然ですが、
インスタのストーリー機能はご存知ですか?

今はこの#365チャレンジを紹介するために
毎日使用していますが、
基本的に塾長はSNSには疎いので、
いまいちよくわかっておりませんでした。

「このストーリーってやつに
 今日撮影したものを上げてみるか」
と突如思ったのが事のはじまり。

仮装行列をスマホでビデオ撮影し、
それをストーリーに上げる…

なんてことない作業かと思いきや
時間の調整などの簡単な編集、
インスタ内で音楽を貼り付ける、
全てが難しくない作業のはずなのに
1時間もかかりました(笑)

最近の若者は
それを当たり前にスラスラと
やっているのですから
本当に大したものですねぇ。

尊敬です。
塾長も少しはレベルアップするために
SNSを覚えてみようと誓った1日でした。

本日ももれなく自分の老化を確認したところで
本題に移りたいと思います(笑)


2.超・勉強計画(夏編)

本日は、塾生には必ず伝えている
当塾秘伝の勉強計画術をご紹介します。

通常は塾に通っている生徒のみに
お伝えしているものですが、
本日は特別に公開してみようと思います。

ただし、秘伝とは言っても
これを読んで友達に紹介したい、
知り合いのお母さんにも教えたい、
ご自由にどうぞ(笑)

著作権?的なやつはないのでオールフリーです(笑)

塾長の太っ腹を褒めてください(笑)

ただ、内容的にかなりボリュームがありますので
お読みの際は覚悟を持ってお願いします(笑)

計画的に勉強しなさい

親や学校の先生は、よくこんなことを言います。
「計画的に勉強しなさい。」

じゃあ聞きます。

計画的に勉強するとはどういうことですか?

このセリフ、言う方は非常に楽なんです。
だって、
当たり前のことなのだから、
根拠なく言ったとしても
特に反論されないから。

でも、実際に勉強をする側にとってみれば
非常に難しい問題です。

子供にとっては
ちゃんと勉強をすることがどういうことなのか
経験したことがないですし、
やったことないものを自分で考えてやるというのは
難易度が高過ぎます。

残念ながら
この質問に親が答えてくれることはないし、
学校の先生が一人の生徒のために
事細かに指示を出してくれることはありません。

じゃぁ、どうすれば良いんだ…

今日の塾長の記事を参考にしてください(笑)

成績が上がる生徒は
なぜ計画を立てて勉強するのか?

「計画を立てなくても勉強はできますよ。」

一定数の生徒はこのように考えます。

塾長自身も高校生当時、
計画なんて一切立てずに
1ページ1ページをひたすら
やりまくる勉強をしていました。

計画を立てずに勉強すると起こる問題があります。
・自分が合格に向かっているかわからなくなる
・何をするべきかわからず集中できなくなる
・気分に左右される

勉強に対して
迷ってる時間、集中できない時間、
ウダウダしている時間が、
本当にもったいないんです。

成績が上がる生徒は
合格まで一直線に進んでいきます。

ウダウダ悩み、考え、
ボーッとしてる時間は
一切ありません。

毎日やるべきことが明確で、
1週間ごと、1ヶ月ごと、3ヶ月ごとと、
期間を区切ってどのくらいやるかを
淡々とこなしていくだけなんです。

その結果、
集中して進めることができ、
不安を感じることもなく、
成績が上がり続けるんです。

計画を立てる目的、大切さは
お分かりいただけたかと思います。

やってはいけない計画の立て方

・無謀な計画
・曖昧な計画
・休憩なし
・目的意識の無い計画

・無謀な計画
午前中は数学「三角比」を終わらせ、
午後に物理「熱力学」
夜には英語「不定詞」をやるか!!!

うん、無理ですから(笑)

こんな計画で1日をスタートしても
おそらく数学「三角比」すら終わらずに
1日が終わることでしょう。

計画を立てる段階で気合が入るのは分かりますが、
ハードすぎる計画はやる気がなくなります。

・曖昧な計画
2時間は勉強がんばろう、のように
曖昧に勉強をするのは非常に危険です。

部活に一生懸命な生徒ほど疲れは溜まりやすく、
疲れた状態で勉強をしようとすると
人間は「やらない理由」を探しはじめます。

もし曖昧な計画だけ立てているのならば
おそらくその計画は幻で終わります(笑)

疲れている時でも勉強をするためには
「具体的な計画」が必要です。

・休憩なし
寝ずに勉強しよう、
休憩なしで3時間勉強しよう、
ダメです。

成績の上がる生徒は
休憩の取り方がとても上手です。

休憩を取らないと、
集中力が途切れ、
勉強効率が悪くなることを
知っているからです。

成績が上がるためには
「ちゃんと寝る」
「ちゃんと休む」です。

・目的意識のない計画
英語の成績が悪いから英語をやるか。

残念ながらこの状態でした勉強の効果は
ほぼない、または、かなり低いでしょう。

なぜなら自分がなんのために勉強をしているのか
理解ができていないから、です。

なぜ英語を勉強するのか、
自分なりに理解をします。

入試で合格最低点を突破するため、
テストで8割を突破するため、
英会話を習得するため、
英語を勉強する目的は必ず存在します。

目的が明確ならば
より具体的に勉強内容を定めることができます。

計画の立て方

・期間ごとに計画を立てる
・時間ではなくページで計画を立てる
・必ず予備日を設ける
・計画は途中で修正して良い

・期間ごとに目標を立てる
最終目標、年間計画、月間計画、週間計画、
1日の計画、と計画を期間ごとに考えます。

もうすぐ夏休みが始まります。

夏休みが終わるまでにする勉強が
ゴールではないはずです。

夏休み以降に達成したい
最終目標があるはずですから、
それに向けた計画を立てましょう。

例えば本日から

大学入学共通テストまでは
残り196日、残り28周、残り6ヶ月です。

秋田県の高校入試までは
残り248日、残り35週4日、残り8ヶ月です。

これをもとに計画を立てます。

最終目標 〇〇大合格、〇〇高校合格
必要最低点 〇〇大 〇〇〇点
      〇〇高校 〇〇○点
ここを過去の入試データから調べます。

教科ごとに年間の大まかな計画を立てましょう。
そこまで細かくしなくても大丈夫です。

共通テスト目標の場合で考えます。

数学の場合
 9月まで(約3ヶ月) 教科書を3周する
 ↓
 10月 共通テスト過去問 6〜7割
 ↓
 11月 共通テスト過去問 7〜8割
 ↓
 12月 予想問題演習
 ↓
 共通テスト後 2次試験対策

いつまでにどのくらいというイメージを持って
取り組んでみましょう。

次に月間計画、週間計画です。

上記の10月で考えてみます。

毎週水曜と日曜共テ過去問を解く
 ↓
毎回点数を記録し、
点数が足りない理由を分析。
単元に弱点が見つかった場合は
教科書に戻り復習を優先。
(チャート・フォーカスゴールドでも可)
 ↓
月末までに6割を突破するために
何が必要かを常に考える

毎月、毎週で意識することは
年間より細かくなります。

達成できない可能性も考慮し、
最低ラインを用意しておくことをお勧めします。

そして最後は1日計画です。

6:00 起床後数学1h
7:00 朝食
8:00〜 学校(休み時間は英単語)
16:00〜18:00 帰宅後数学2h
18:00〜20:00 夕食・風呂・休憩
20:00〜22:00 英語長文2h
22:30〜24:00 英単語1.5h

このように計画を立てます。
これはなるべく守るようにしてください。

・時間ではなくページで計画を立てる
〇〇時間勉強した、よりも
〇〇が理解できた、できるようになった、
が大切です。

10時間勉強をしたとしても点数が上がらなければ
なんの意味もありません。

ですので、
設定した時間で何をどのくらいやるのか
ページ数で具体的に目標を立てましょう。

例えば二次関数の単元が80ページあり、
2週間で終わらせたいのならば、
一日5〜6ページは進まなければいけません。

簡単な問題、できる問題もあるでしょうから
日によっては多く進んでも問題ありません。

この時に大切なのは
自分が時間あたりでどのくらいの量を勉強できるか
把握しておくことです。

例えば
5分あれば英単語20個、
目を通すことができると思います。

30分あれば400〜600単語の長文を
精読することができます。

60分あれば、
共通テスト数学過去問を解くことができ、
120分あれば、解説を読み理解すること
までできるはずなんです。

ここを把握しておけば、
どのくらいの時間で終わらせることができるか
まで見えるようになるので
勉強に対するモチベーションが下がりにくくなります。

・必ず予備日を設ける
立てた計画を守り通すために
必死で勉強をすることも大切です。

しかし、家族の急な予定やトラブルで
予定通りに進まないことはよくあることです。

ですので、必ず1ヶ月の中に
予備日を設定しておきましょう。

全てが計画通りに進んだのならば
その予備日を心身リフレッシュするための
時間に使っても構わないのです。

・計画は途中で修正しても良い
完璧な人間は世の中には少ないです。

誰だってうまくいかないことを受け止め
うまく修正しながら生きています。

勉強計画は完璧に遂行しなければならない、
と思う必要は全くありません。

気持ちを萎えさせる必要がないのです。

むしろうまくいかなかった時に
ちゃんと修正できる能力は、
勉強ができるという能力よりも
社会に出てから何倍も役に立ちます。


勉強計画の立て方について説明してきました。

うまくいかない場合はプロに頼むのも一つの方法です。

そちらの方が時間節約につながり
合格可能性が高くなることだってあるからです。

お困りの方は
ワカマツ塾長までご相談ください。


3.今日の名言

成功は決して永続せず、
失敗は決して
終わりではない。

マイク・ディトカ(アメフト選手・コーチ)

一度成功をすればそれで終わる気がしますが、
実際に成功をしてみても
まだ続きがあるんでしょうね。

塾長も早く成功したい(笑)

勉強もすればするほど終わりがないんです。

その点では同じと言えそうです。


4.あとがき

今日は4,500文字を超える大作となりました(笑)

原稿用紙11枚分…
塾長もかなり時間をかけたことが
少しでも伝わったのならば救われます(笑)

最後に塾の宣伝を。

当塾では
公式LINEアカウントを用意しています。

・勉強のお悩み
・受験相談
・勉強計画の相談に乗ってほしい
・子育てのお悩み

色々とお答えしております。
以下のリンクよりお友達登録の上、
お問い合わせください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「雑談回:大人の勉強時間」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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