ユニフォームがもたらす団結力
昨年、寛和会・子供舞踊塾は新たな一歩として、ユニフォームを製作いたしました。
以前までは、皆さまそれぞれのゆかたをご用意いただきましたが、リクエストも多くお寄せいただき、企画がスタートいたしました。
目で見てわかる、仲間意識が芽生える
例えば子供舞踊塾 舞台プログラムの出演者は
3歳から中学生まで、年齢の幅が広く
幼稚園や学校ではなかなか会うことがないような学年の仲間と、共同で同じ目標を目指します。
コロナ禍ということもあり、同じ舞台に立つ仲間同士の団結がうまくいくか、いつも以上に考えておりましたが
同じゆかたを着ているということが、大きな仲間意識を持つきっかけになってくれました。
身近なものを大切にできるように
ゆかたを積極的に自分からたたんでくれる子が増えたような気がいたします。
今まで以上に、着るものに対する想いも強くなってくれたことが嬉しいです。
今回のゆかたは、岩手県 一関「京屋染物店」さまにお世話になりました。
一反一反、手染めで丁寧に仕上げてくださる様子を、私も現地で拝見しました。
その工程がこちらです。
自分のために、職人さんが一生懸命ゆかたを作ってくださっているということがわかると、
より一層ものを大切にしたいという気持ちになります。
完成品だけではなく、このように
出来上がるまでの様子もしっかりと見つめて
子供たちと一緒に学びを深めたいと思います。
日本舞踊家 有馬和歌子
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。