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実は“動く”と同じくらい“止まる”が重要だと気がついた話

“踊り”と聞いて連想するのは
動いている様子ではないでしょうか?

でも実は、美しい踊りは
“動くこと”と同じくらい“止まること”も大切なのだと最近気がつきました。


▼格段に“揃った”感触が上がる

感触の大きな変化を実感した群舞指導



複数人で踊る時、動きを揃えるために
小道具の扱い方や体の向きをよく見ていましたが
ぴたりと止まる場面を揃えるように指導を始めたら
またひとつ、ワンランク上の“揃った”感触が出てきました!

子供たちが息を合わせて
動きをピタッと止めるタイミングにこそ
美しいなぁと感じるようになりました。

▼もっとお客さまに優しい舞台

日本舞踊の世界観を丁寧にご案内するような気持ちで“動く、止まる”

1人で踊る時も同じように
止まることの大切さを感じるようになりました。

例えば自分のペースで勝手に踊り進めると
お客さまに踊りの魅力が伝わりきらず
なんだか置いて行かれてしまうような感覚にさせてしまいます。

その場で舞台を見てくださっているお客さまを
ご案内するような気持ちで
動く、止まるのメリハリをつけることで
よりお客さまに対して優しい舞台になるのかもしれないです。

▼“美しいなぁ”と共感を得る空間づくり

美しい踊りってなんだろう?と
最近よく考えながら子どもたちの指導をするようになりました。

客観的に踊りを考えるようになってから
自分の踊り方を研究するための視野も広がって
新しいアイデアも浮かぶことが今とっても嬉しいです。

たくさんの答えがあると思いますが
お客さまに踊りをご覧いただく舞台では
踊る側が積極的に空間づくりをしていくので
踊りの美しさに共感してもらえるような踊り方で
お客さまをご案内できるようにすることが
今の目標です。

そのために、これまで気がつかなかった“止まること”の大切さをもっと深く理解して
実践していきたいと思います!

有馬和歌子


【子供舞踊塾 参加者募集】 


第7回 舞台プログラム
プログラム開催期間:2024年2月〜2025年冬ごろまで

対象年齢:3歳〜18歳(年少〜高校生)
お稽古:1回60分/月4回
(火)(木)13:00〜19:00
(土)(日)11:00〜19:00より
ご都合のよろしい日程を調整いたします。
稽古場:東京都港区エリア ほか

【舞台プログラムとは】
舞台出演(過去に国立劇場や浅草公会堂など)に向けて、日本舞踊の基礎と本格的な舞台準備、様々な日本文化体験を行います。

【到達目標とする4つの学び】
◇礼儀作法
美しい姿勢とごあいさつ

◇日本文化
職人の技術を肌で感じる

◇表現力
自信を持って人前に立つ

◇集中力
聞く力/本番力を養う

ご見学・お問い合わせ
[子供舞踊塾 お問い合わせ]
kodomobuyou@gmail.com

上記メールアドレスもしくは
ホームページお問い合わせフォームにて承ります。



皆さまのご参加を心よりお待ち申しあげます。

記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。