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妊娠、出産、育児を通してわかったこと

みなさん、こんにちは!  和花です。

スキ、フォローありがとうございます!

今日はゆる~い感じで、読み流していただければ幸いです。

私は、3歳差の息子が二人いますが妊娠、出産、子育てを通して想像以上のことがたくさんありました。

まず、妊娠して初めて生まれつき子宮奇形で、流早産しやすい体質ことがわかりました。

子宮って、本来は卵のような楕円をしていますが、私の子宮は真ん中がくびれて、伸びが悪かったたため妊婦とわからないほどの小さいお腹でした。

胎児の成長とともにお腹の皮が避けそうなぐらい痛くて、基本自宅安静の妊婦生活。「出産まで仕事する」はありえない生活でした。長男が帝王切開だったため、次男も自然分娩は医学的に危険。

普段10mmの子宮膜が出産時1mmになります。1回目の帝王切開で、皮膚表面~子宮まで3層の皮膚層に外科的な切開傷が入っているので、自然分娩には耐えられず子宮内破裂をおこし、胎児だけでなく母体も助からないという医師の見立てでした。

更に安静にといわれながら、育児で動かざるをえない状況で次男は9カ月で降りてきていたので、かなり早めの帝王切開になりました。

結果的に、逆子をなおしたときにへその緒を胎児の首に2回巻いてしまっていたので、自然分娩では窒息死か後遺症が残った可能性が高かったと言われました。

息子二人の誕生も、私が今生かさているのは、現代の医学のお陰です。いまも昔も女性にとって妊娠、出産は本当に命がけだ、とその自然の命の営みと連鎖にあとからじわじわ感動したのを覚えています。

産褥期の痛みと帝王切開の外科的な痛みで、痛み止めがきかず痛みで夜眠れないことも。

麻酔のない時代は、殴って気絶させるか、大人3-4人がかりで押さえつけて手術していたとは想像を絶します。本当にすごいですよね。。。現代の医学に感謝しかありません。

子どもが小さいうちは、よく病気もケガもします。夜間の救急に走ったり、救急車で運ばれて緊急手術したり、布団にまき散らされたゲロの始末をしたり。オムツがとれるまで、6,000回のオムツ替え。世の中のお母さん(お父さん)ホントお疲れ様です。


とにかく純粋で好奇心のまま、命を燃やして泣き動き回る子どもたち。オモシロくて、見てて飽きません。元々子どもは苦手だった私がですが、まさに子どもに育てられたって感じです。

大人もみんな子どもだった。そんな遊び心と好奇心を忘れない大人でいたいなぁ、と思うようにもなりました。


母親にとって、異性の息子は一言でいえば「異星(宇宙)人」。全く行動パターンがよめません。男女、体のつくりだけでなく思考も感情も全く別の生物だと二人の成長をみていて、諦めと同時にそういうものだと受け入れる器が広がりました。


潮干狩りにいけば、「食べたら可哀そう」と言って、塩水にいれてベランダで「飼っていたり」。

縁日でとってきた金魚は、何度か卵を産み死にかけては復活し、一番長命で10年近く生きていました。

池で釣ってきたザリガニも産卵。孵化した250匹以上の赤ちゃんザリガニ同士の毎日の闘いは、まるで人間社会の縮図のようでした。

もともとハサミが片方しかなかったり、決闘せずにすたこら逃げていくザリガニは決して生き残ることはないんです。1/250の確率で最後に生き残ったメスザリガニは、最後父ザリガニとペアになっていました(笑) カメも今年10年目に。

学校で田植えして持ち帰ってきた稲1株は、稲刈りできるほどに育ちました。他の家庭より、動植物の生育はすごぶるよかったようです^^

お風呂や車移動では、延々と「何属性?進化系は?」という「ポケモンクイズ」が出されます。

トイレットペーパーとのりを溶かして「クワガタ」の枠にいれ、固まったカブトムシをカラフルに色付け。段ボールとガムテープでつくったカブトムシハウスは4棟もあり、その中で50体以上の紙クワガタが生息していました。 


エピソードは数限りなくありますが、可愛いだけに憎らしくもある。酸いも甘いも知り、そんなことあったなぁと息子達と笑い話にできる年にもなったんだなぁと感慨深いです。


先日コロナ自粛中に、長男と同級生のママさんとお話しする機会がありました。息子さんが大学受験で希望のところに行けず、専門学校に進学。彼自身納得がいかず、今も色々言っているのを見てママさんの方がイライラしてしまうとのこと。

「どの道を進もうと、人生振り返ったときにその時々の出来事の点と点が線として繋がり、全て必然で起こってることだから、気にしないでいいと思うよ。子どもが存在してくれるだけでありがたいことだと、私は最近つくづく感じるよ。」とお伝えしました。


生まれたときは、よくぞ生まれてくれたとただただその存在に感動していても、成長と共に親も愛するがゆえに、次第に「もう少しこうあって欲しい」とか「こうなったらOK」みたいな欲やエゴが出てきて、条件付きで承認欲求を満たしてしまうということが起こりがちです。(私もそういう時期ありました)

でも、評価や条件をつけて生きるって他人に自分の人生を預けてしまっているんですね。いくらよい成績をとっても、収入や地位、名誉を得ても「もっともっと」って上には上がいるわけで、いつまでたっても満たされないわけです。いわゆる他人軸の人生ってやつです。


で、あなたはどうしたいの?って聞かれたときに、さぁ自分はどうしたいんだろう?となります。

「この資格をとって、こんな仕事につければそこそこ幸せそうな人生なるような気がするから、今この勉強してこの学校行きます」みたいな人生はいまの時代、幸せにはなれません。

終身雇用も、年金制度も何の保障もない時代。自分の頭で考え、考動する力をつけるためにも自分と向き合って何がしたいのか、という姿勢でもって毎日の生活を大切にする癖をつけることが必須です。

特に親の影響は、子どもにダイレクトに潜在的に刷り込まれ伝わっていくので、親も学びアップデートしていく必要があります。


親がフレッシュでワクワク楽しそうに生きていると、子どもたちも大人になるって責任も伴うけど、自分で人生を選ぶ自由度も広がることを知り、期待と目標がもてます。

だから、私はいいところもダメダメなところも、全て子どもにさらけ出して見せてます。子どもは見事に親の鏡なので、真摯に子どもの反応を受け止めるようにもなりました。

起業して別居するまでの生活、ひたすら歯を食いしばって走り続けてきたので別居後の私をみて、息子達は「とにかくオカンが笑ってくれるようになったのが、何より嬉しい」と言った言葉がいまでも忘れられません。


かと言って子どもの希望ばかり聞いていては、子どもも親も不幸になります。

ある親御さんは高校受験のときに、お嬢さんがオープンキャンパスに行き「どうしてもこの学校に行きたい」と言って聞かず進学。

いざ入学してみると、授業中私語で先生の声は聞こえず、まともに勉強も部活もできず、初めて騙されたと知って退学。通信制の高校に変え卒業。

ただべらぼうにお金がかかってしまったので、第二子以降は金銭的に公立の「行ける」学校の選択のみになった家庭もありました。

親自身の情報リテラシーをあげなければ、本当に悲惨な現実が待っています。

貧困がゆえに、親のDVを受け進学できない子もいます。会社経営している親で、子供に高学歴高収入コースへのレールを「強制」したために、学校での不祥事を他の子供にせいにし、親にだけ本音をいえない子どももいます。

息子たちのクラブや地域活動に長年接してきたこともあり、本当にさまざまな親子を身近でみてきました。

未来を担う子供たちに豊かな日本を託していくためにも、病んでいる社会体制、親大人自身の意識を変えていく必要性を痛感し、子供たちには夢と目標をもって生きていってほしいと切に願います。

いま子育て中で大変な親御さんたち、これから子供が欲しいなとお考えの方のお役にたてれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございます^^

素敵な一日をお過ごしください!


サポートしてくださると嬉しいです(^^)息子たちの学費にあてさせていただきます!