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梶間和歌を応援する ~ご支援のお願い~


ここはきっと、生きるに値する世界


どうやら和歌とは、私が人生を懸けるに値するものらしい。

同時に和歌、和歌史、そして世界の側からも、
その人生を和歌に懸けよ、懸けてくれ、お前が必要だ、という声が聞こえてくる。

こんなの、どうかしている。正気の沙汰ではない。
けれども……そうしてみたい。


そう、ある時思った。

有限の、たった一回きりのこの人生、こんな、いわゆる“何かの役に立つとも思えないもの”に懸けてみよう。
おもしろそうじゃないか。


例えば、生活費を稼ぐとか。
例えば、会社組織に馴染むよう努力するとか。
例えば、実家の家族と穏便にやるとかご近所付き合いをするとか。
そうした、私の価値観では雑音、雑事でしかないものを切り捨て、和歌だけにリソースのすべてを割いた時に、

もしも、食えないだの家賃が払えないだの野垂れ死にするだの、そうした残念な結果に至るのだとしたら。

私に存分に和歌をさせてくれない、和歌をすると豊かに生きられないどころか死ぬことになる、和歌をする私を助けようとしない世界

など、逆に生きる価値もあるまい。こちらから願い下げだ。
私のいなくなった世界よ、その取り返しのつかない損失と和歌の衰退を大いに嘆くがよい。


けれども、


この世界は、そんなにつまらないものでもなかろう。
きっと、生きるに値する世界だ。

そう生きるよう要請されているように感じられる生き方を私が選択する時、
常識的には説明が付かないのになぜか生きてゆける。それも、豊かに。
ここは、そんな世界だ。

……と、私のなかの何かがささやいてくる。


もう何年前だか忘れましたが、ある時期から私はこうした生き方を始めました。

働いた分だけお給料の頂けるアルバイトもやめ、
わかりやすくニーズのあるライティング仕事もやめ、
気づけば和歌一本の生活に。それなのに、

お仕事やご寄付、ご支援を下さる方々、歌集をはじめとした作品やサービスを買ってくださる方々に恵まれ、
豊かに生きていられる自分がいました。

その後、私にとってのアルバイトは生活の糧でなく趣味であり、創作と人生に欠かせないものである、と気づき
2019年末に以前のアルバイトに復帰します。
生活のための仕事をしていない、という意味では復帰前も後も変わらない日々ですし、
一時期フルで入っていたアルバイトも体力の限界を感じ、2023年8月以降週2回に減らし、そちらからは月4万円前後の収入です。

こんな、正気の沙汰とは(自分でも)思えない生き方を支えてくださるのが、
お仕事やご寄付を下さるおひとりおひとりの貴重なお気持ちとお金です。

高尚な志を掲げても、霞を食って生きるわけではないこの現実、定期的な、また単発のご送金に本当に助けられています。

いつも、本当にありがとうございます。


改めまして、

梶間和歌の生き方や志、思想を「いいね」と思ってくださいます方、ご無理のないタイミングと金額で、
この正気でない、しかし貫くべきであると私の信じる生き方を、これからも応援くださいませ。

和歌作品や文章、研究、生き方で、お返ししてゆきます。


それが難しい方も、どうか末永く応援くださいませ。
作品や文章を読んでいただくこと自体が私にとっての大きな力になります。
それがお金であるか、気持ちであるかで、どうかあなた自身の捉え方を変えないでくださいね。

同じように、作品や文章、研究、生き方でお返ししてゆきます。

そうして、気が向いた時にお金を送るという形でも応援いただけたら幸いです。
向かなかったら、もちろんそれでだいじょうぶです。


あなたの力を得て、この、常識的には成り立たない生き方を、これからも豊かに成り立たせてゆきます。

梶間和歌の人生は、私が責任を以て選択し生きてゆく、ほかの誰にも左右されない私のものである、
と同時に
それは“私のもの”という範疇を超えているともいえます。

私のこの生き方を成り立たせてくださるおひとりおひとりが、私の一部であり、
また、私がその方々の一部でもある。
そんな感覚で日々暮らしています。


私の人生の一部であるあなたへ。いつも、ありがとう。
これからもよろしくお願いいたします。


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waka-kajima@hotmail.co.jp(梶間和歌)


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誕生日(3月)、クリスマス、お正月など、気の向いたタイミングでお願いいたします。


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それによって梶間に追加の原稿料の支払われることはありませんが、
「梶間には熱心なファンがいるらしい」
「梶間に作品依頼するとその月の雑誌が買われるようだ」
と出版社様に認識されることで今後の作品依頼の増える可能性があります。

ご注文の際に「梶間和歌の作品の載っている○年×月号を……」などと添えてくださいますと
なおのこと有難いです。

間接的な形での応援も大きな力です。
どうぞよろしくお願いいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも末永くお見守りいただけましたら幸いです。


PS.

振り返ると、ご寄付を頂くに至るまで、また頂くようになってからも、さまざまな葛藤や紆余曲折を経てきたものです。

気の向いた時にご笑覧ください。

2021年1月


2021年6月


2021年10月


2023年8月



☆゚+.梶間和歌 経歴 ゚+.☆

新古今見ざる歌詠みは遺恨のことなり。

1986年、島根県生まれ。
2009年~13年、自作の詩歌の対面販売に従事。

2012年、近代短歌に触れて短歌を詠み始める。
半年後、式子内親王の和歌に衝撃を受け、古典和歌、特に中世の和歌(新古今和歌、京極派和歌)に傾倒。

2014年、ながらみ書房『短歌往来』3月号「今月の新人」に作品寄稿。
2020年、ながらみ書房『短歌往来』4月号の特集に評論寄稿。
同年5月、私家版歌集『生殖の海』上梓
2021年、現代短歌社「現代短歌新聞」4月号「島根県の歌人」に作品寄稿。
2022年、ながらみ書房『短歌往来』8月号に作品寄稿。
2023年、ながらみ書房『短歌往来』9月号に作品寄稿。

2021年~22年、オンライン講座「歌塾」講師を務める。
2023年~、三鷹古典サロン「裕泉堂」にて歌会の講師を務める。

『新古今集』の良き読者を増やすことを生涯の仕事とする。
人生の目標は藤原定家。人生の指針は永福門院と光厳院。


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