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雑感:嘆き?哀れみ?...最近のコロナ関連

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。

 3度目の緊急事態宣言下になりましたね。該当地域の飲み屋街は軒並み臨時休業のような状況になったり、今回の緊急事態宣言ではUSJをはじめとしたテーマパークや床面積1000㎡超えのデパートにもお声が掛かっていると聞きます。今回は、ここ最近のコロナ関連で感じる部分を書いてみたいと思います。

1.制約を楽しんでいる?

 上記は人気バンドのRADWIMPSのボーカル野田洋次郎さんのツイートです。このツイートにも表れているように、確かに大多数の人に答えは見つからないかもしれません。ただ、この1年を通じてハリボテながらも行ってきた政策の検証を踏まえて手を打っている感覚が持てないというのは勿論だと思います。それを象徴するのが最近ありました。

 上記は先週金曜日の小池百合子東京都知事の定例記者会見を取り扱ったニュースです。この中で、緊急事態宣言期間中は街灯以外のネオンをはじめとした灯りを消すようにという要請をする方針を示しました。これを見て恐ろしくなりました。

 目的としては人流抑制を目的としているようですが、お店の灯りを消したとしても公共交通機関を用いて例えば都心部内の友人の家へ遊びに行ってそこで飲食をするとか東京都外のエリアへ飲みに行くという可能性を考えれば、果たして街の灯りを消すことがどれだけの人流抑制の効果に繋がるのかを想定した上で言っているのか分からないなと思いました。というか、制約を楽しんでいないか?と。

 ここで言う制約が哲学者のホッブズが言う「人々の行為は彼ら【臣民⇒今でいう主権者】の意見から生じるのであって、意見をよく統治することが、人々の平和と和合のために彼らの行為をよく統治することなのである」(引用:著:國分功一郎『近代政治哲学:自然・主権・行政』pp65~66)のように、真の意味で効果ある統治に即したやり方なのか?というところを今一度精査しなければいけないのではないでしょうか?

2.20万円という金額の違和感

 一般社団法人日本百貨店協会発表の令和3年3月期の東京地区百貨店売上高概況によると売上高総額 1,101億円余あまりで、調査対象百貨店は12社24店舗に上ります。この金額を24店舗で割ると1店舗当たり4,587,500,000円になり、これを一か月30日として計算した場合、約152,916,666円となります。勿論、大雑把な計算かつ店舗毎の入っているテナントの数やジャンルの違いもありますが、それでも政府が23日に発表した東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象とする緊急事態宣言の発令に伴い、休業要請に応じる百貨店など大型商業施設に協力金の支給金額が施設当たり日額20万円という数字に驚きと違和感を覚えざるを得ませんでした。期間は短いとはいえ、日商で見ればデパートをはじめとした大型商業施設の売り上げはバカ高いです。それに対して20万円はやっぱ舐めているとか思えないなというのが率直な感想です。

3.無策さが目立つ中でのコロナ狂騒曲

 上記ツイートはライターで有名な中川淳一郎さんのツイートです。メディアから写るコロナの恐怖さを煽る姿を真に受け攻撃的な反応をする人達を巷ではコロナ脳と呼ぶそうなのですが、アンチコロナ脳の人達が若者がコロナで死ぬことでアンチコロナ脳の人達の考え方が変わればいいという不謹慎なツイートに対しての感想を述べたツイートになります。

 だれしもコロナを軽視しろとは思いませんが、今コロナを巡る日本の姿は狂騒曲と言っても過言ではないムーブメントになっているのは間違いないと思います。犯罪それ自体は許されるものではありませんが、先日大阪駅で起こった騒動(下記動画)のようなモラルと結びつけて攻撃をしだす人達が多くなっている傾向にあることへの危惧を私は感じます。

 このモラルに照準を合わせた狂騒曲が後々殺人事件に発展する芽となってしまうのではないかと考えると私はこの狂騒曲を終焉へ迎えるためにまともな政治へなってほしいとつくづく思います。

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