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チャップリン映画「モダンタイムス」で学ぶ、人生の在り方

仕事で悩んでるサラリーマンに問いたい。
あなたはこのままパソコン開いてエクセル睨み続ける人生の方が幸せかい???

工場勤務

チャップリンは工場で一日ずっと機械のネジを締める仕事をしている。
一日中スパナを持って回すだけの仕事。
これは現代で言うと一日中パソコン持ってエクセル開いているのと同じような事だと思う。

会社に勤めることは当たり前。
そう言う価値観は実は固定観念である。

だけどそこから一歩飛び出した時、
世界はとっても大きくなる。
チャップリンは運悪く刑務所に入ってしまうんだけど、
そこでも自分を変えないし、その状況を楽しんでさえいる。
その過程で好きな人も見つかり、一緒に行動し始める。

デパートで職業の特権を覚える

その後出所してデパートの警備員の仕事を得るんだけど、
そこで職業の特権を存分に味わう。
やりすぎだけど、あまり物の美味しい食事を食べたり、展示してあるおもちゃで遊んだり、展示してあるいいベッドを堪能したり。
好きなことを仕事にしている人にも共通している事だけど、仕事を通じて自分の願望を叶えることもできるってことをサラリーマンで本当に理解している人は少ないんじゃないかなって思う。それを知ってもらいたい。

新築よりも誰と何をするかの方が大切

そのうち二人はボロ屋を家とする。とんでもないボロ屋。
新築の綺麗な家には夢がある。
だけど、今回のステイホームで窮屈している人も多い。
憧れのマイホームだったはずなのに、ずっといるとしんどい。
それに何千万円の価値はあるのかな?
住む場所って本当に寝たり少しだけゆったりできればただそれだけでいいんじゃないかって今、改めて思える。

チャップリンと彼女は使用済みのトマト缶をカップとしてコーヒーを飲んでいるけど、
とっても楽しく会話をしている。
物や家に価値があるんじゃなくて、価値があるのはいつでも人間で人間同士の関係性にある。
大人になった今、素敵なレストランに行く事ができるが、大学時代に友達と行ってた金の蔵の思い出の方が眩しいという類の話と似ている。

好きな事をパブリックに晒す

チャップリンの彼女は道端で自由で踊ったりして気ままに過ごしていたんだけど、それをキャバレーの店主がたまたま見つけてキャバレーの踊り子っていう仕事を得る。
この道端っていうのは現代で言うとインターネットにあたる。
絵を描ける人とか、文を書ける人、技術を持っている人はインターネット上でそれを晒すだけで、チャンスはとんでもなく大きく広がるよね。
だけど、恥ずかしかったり面倒だったり、はなから諦めてたりしてやらない人は多い。
自分もそうだった。
だけど、今こうやって動画とったりnoteで文書いたりしてる。
それは今後どうにかなるかもしれない。
少なくとも、どうにもならなくても損はしないって事が大事な考えだ。
好きなことをどんどんパブリックにさらしていく事が大事。

これは余談だけどその時、恥ずかしいとかこれは出しちゃまずいって思うものがあなたの中にあるなら、それは自己満の恥ずべき行為である事が多いから、辞めていった方がいい事のはず。
例えばだけど、昼から酒を飲むこととかね。

ダンスは自由でいい。大切なのは見てる人に届けたいと思う事

チャップリンも彼女が働いてるキャバレーでウエイターの仕事を得る。
急にお前も歌えって事になっちゃって、慌てて歌詞とか書き留めるんだけど、そのメモも吹っ飛んじゃったりして、
適当な言葉で歌い始める。
だけど、ダンスはとても機敏で繊細で観客の胸を打つ。
このダンスがこの映画のクライマックスだ。

これは子供が書くお母さんの絵と似た理論だ。
子供が書く絵はとっても下手だ。
だけど、何か絵を書いてくださいと言われたときに、進んでにっこりと笑いながらお母さんの絵を書き始めたら、お母さんにとってその絵は世界で一番嬉しい絵になる。

歌は言葉が大事なんじゃなくて、聞く人の胸に響くかどうかが大事だ。

その後もゴタゴタが色々あって、物語の最後、二人はまた全てを失ってしまう。
彼女は悲しみにくれるんだけど、チャップリンは励ましてスマイルだよって勇気づける。
また立ち上がって歩き始めて終わる。

まとめ、仕事に悩むあなたに伝えたい事

この映画はジェットコースターのように激しく進む。
刑務所に入ったり、仕事辞めたり、ボロ屋で暮らしたり。
決して大成功していくような綺麗な話じゃない。

だけど、最初に立ち返ってシンプルに考えて欲しい。
じゃああの工場でネジを閉め続けるだけの人生を続けていった方が幸せだったかな??

それをそっくりそのまま仕事で悩んでるサラリーマンに問いたい。
あなたはこのままパソコン開いてエクセル睨み続ける人生の方が幸せかい???

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