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衝動的にお笑いの単独ライブへ

大体ライブに行く時は少なくとも1週間くらい前にチケットを予約もしくは取り置きして行くのだが、昨日は突発的に芸人さんの単独ライブに行くこととなった。

昼頃にTwitter(Xという名にまだ慣れない)を眺めていたら「1枚キャンセルが出た」という主催者の投稿がたまたま流れて来た。リンク先を確認したらまだ売っていたのでそのまま予約。

こういう人間もいるので当日券がまだある場合は開演時間まで情報を流し続けるのは大事だと思う。終演後に「今日やってたんかい!知ってたら行ったのに。」となるのが1番悔しいしもったいない。

バッチトゥースさんは昨年のきつね日和主催ライブ「まんぐる」で初めて見て以来気になる存在。
今年はTBSのラヴィットに出演して↓の漫才を披露している。

もともと大阪で活躍されていたコンビで今回の単独ライブは東京進出後初。会場には大阪から来たお客さんも多数いた模様。

開演までは洋楽がBGMとして流れ、オープニング映像も洋楽に合わせて2人の子供時代から現在に至るまでの写真が次々に映し出されるというオシャレなもの。
赤と青の照明が点滅すると2人が拍手の中登場する。

めちゃくちゃオシャレで格好いい!既にこの時点でワクワクする。

一発目はラヴィットでも披露したあの漫才。立ち位置左の谷村さんが例のボケを繰り出すと会場からは拍手が巻き起こる。この後も谷村さんが何かをする度に拍手が起こる良い客席だった。

M-1前なので漫才の内容はこれ以上は控えるがどれもとてもおもしろかった。
内容は漫才数本にコント1本、幕間VTR3本とエンディング(撮影タイムあり)。

幕間VTRは以下の3本。

・谷村さんが「はふんちゃん」という女児向け4コマ漫画キャラのようなものに扮したショート動画
・ハリーさんがピンク色の全身タイツを着てひたすら体を張る動画
・ハリーさんが全財産をつかってなんかする動画

バキバキに漫才をする方達だと思っていたのでVTRでは意外な一面を見られておもしろかった。体の張り方が風雲たけし城並み。リアルタイムで番組を見ていないのでイメージだが。

幕間VTR撮影中に偶然通りかかり奇跡を起こした通行人が単独ライブ会場に来ている展開も熱い。
終演後には彼に向かって何人かの観客が拍手を送っていたのもあたたかかった。

今回の単独ライブの模様は後日アーカイブ映像が販売されるが、なんと来場者には無料で見られるサイトに飛べるQRコードがプレゼントされた。

単独ライブの映像だけでなく、オフショット写真やアフタートーク動画(まだ見ていないが30分近くある)、その他動画やフライヤー画像などのおまけ付き。太っ腹。

ただ、単に無料にしているわけでもなく「その代わり #バッチトゥース単独 をつけて感想をつぶやいてね。」と一言添えられた。また、QRコードのリンク先にはバッチトゥースさんの各種SNSのリンクも貼ってある。

来場者限定アーカイブ映像無料プレゼントが単なるサービスではなく、宣伝とファン獲得の役割も少し果たしている。実際の感想投稿数はさほど多くないが、上手いやり方だなと思った。オタク気質な人は義理堅いので無料で何かしてもらったら何らかの形で返さなければならないという心理が働く。

ちゃんと撮影タイムがあったのも嬉しい。

お笑いの単独ライブに行ったのはナイツ、三拍子、さんぽ、マリア、ニモテンに次いで6組目。

様々な芸人さんが出演するライブもおもしろいが、1組の芸人さんの様々な面が見られる単独ライブもおもしろい。出囃子や映像含めてその世界観に浸れるところも楽しい。

昨年の8月5日は三拍子の大きな単独ライブの日だった。

毎年8月5日は誰かの単独ライブに行く日にしようか。東京なら探せば誰かがやっている気がする。

来週の8月16日(水)は三拍子の定期単独ライブ「漫才の向こう側」第3回目。
三拍子は8月1日で22周年を迎えたので23年目1発目を記念する単独ライブだ。
これを読んでいるあなたも来てみてはいかがだろうか。

チケット購入はここから↓
https://t.livepocket.jp/e/sbs202308


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