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三拍子20周年単独、満員の客席から鳴り止まない拍手と笑い声

8月5日、有楽町よみうりホールで『三拍子20周年単独LIVE ラストチャンスと言わないで』が開催された。
自身最大規模となる1,100席の会場がどれだけ埋まるかが注目されていたが、当日はほぼ満員御礼。
初見の観客も多くいる中で会場が揺れるほどの拍手笑いを何度も引き起こし単独ライブは大成功。
三拍子の過去から現在にかけての生き様、そして未来に向けての意気込みを漫才で見せつけた。

2人が登場すると待ってましたとばかりに割れんばかりの拍手。高倉は「うわぁー嬉しいなぁ。うわ!止まない。」と感嘆の声をあげ、久保は「どうにかこれで90分終わりませんかね。」とボケる。
漫才が始まる前から2人のトークに約1,000人分の笑い声が響いた。

つかみの自己紹介ネタから始まり人気の漫才を次々に繰り広げ、初めて三拍子を見る観客も惹きつける。

この日披露された過去のネタのうち、幾つかは特別バージョンとなっており、中にはアーカイブ配信と公式YouTubeチャンネルにて公開中の漫才動画を見比べて違いを楽しむファンもいるとか。
(※アーカイブは8/13(土)23:59までZAIKOで購入と視聴が可能)好評につき8/20(土)23:59まで1週間延長

10年前の蔵出し漫才では矢継ぎ早にボケる高倉と死に物狂いで突っ込む久保に会場が笑い声で揺れ、新作の漫才では高倉が「漫才の向こう側」を見せる。笑いと涙、おもしろさと悔しさが紙一重の絶妙なバランスの上に成り立つこの漫才はコンビ結成20周年の成せる技。

予告されていた「とある発表」は三拍子が新衣装になるというもの。
馴染みの花柄スーツと木の蝶ネクタイからタキシード風の新衣装に着替えた2人が現れると客席からは拍手と歓声が巻き起こる。

新生三拍子の漫才1本目は、衣装を提供したロッソネロのデザイナー横山氏の要望によりタキシード漫才。教養系漫才を作らせたらこの2人の右に出る者はいないだろう。

続いての新作漫才は正にエンターテイメントの真骨頂。見る者を全力で楽しませる2人の応酬に会場からは拍手笑いが止まらない。
長尺の漫才だったが「もっと見ていたい」と中毒になった観客も。ミュージカルを彷彿とさせる漫才に誰もが夢中になった。

久保のコミカルな表情と動きが笑いを誘うRYO TAKAKURA(高倉が音楽活動する際の名義)の新曲「ファミリーレストラン」のMVを挟みエンディングへ。
会場全体からの温かい拍手に包まれながらライブは幕を閉じた。

今回はOP &EDや幕間VTRにも力が入っていた。
新進気鋭のクリエイター斉藤ほのかが映像を手がけ、アーティストの大貫永晴がこの日の為に書き下ろした新曲によるオープニングでは現在の三拍子の葛藤が描かれる。
カンニング竹山やぺこぱが20周年を祝うメッセージVTRや、今回の単独ライブ開催にあたり募集していたクラウドファンディングのリターンの一つ「三拍子漫才風15秒CM」も公開。
前述の「とある発表」はロケ番組風のVTRとしてまとめられ、デザイナーが新衣装に込めた想いなどが明かされた。

単独ライブの模様は8月13日(土)23:59まで8月20日(土)23:59までアーカイブ配信中。チケットはZAIKOにて販売。
是非チェックしてみよう。






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