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スーパー銭湯を“笑い”と“歌”で盛り上げる「強烈」第2回目

先月デビューしたお笑いユニットグループ「強烈」
メンバーは以下の6名。

島根定義(元ツインカム)
高倉陵(三拍子)
佐々木優介(磁石)
ムートン伊藤
岡安章介(ななめ45°)
和賀勇介(元トップリード)

純烈公認グループ「強烈」は漫才やコントに加え、今月からも披露。

メンバー間で歌賛成派と反対派に割れているようだが、浅草東洋館でもスーパー銭湯森乃彩でも観客を楽しませ会場は盛り上がった。

ここでは10月の東洋館公演と森乃彩イベントの模様を書き残したい。


10/26(木)19:00開演「強烈-Second Impact-」

前回公演やスーパー銭湯イベントで手売りチケットを購入した人から順番に入場。
受付の対面側では島根さんとムートン伊藤さんが立ち、グッズの販売

グッズ

まさかいきなり出演者が立っているとは思わず驚いた。緊張しながらもブロマイドと缶バッジを購入。

ブロマイドは3枚1セットだが、1番上のものだけ見えるようになっている。どの写真も素敵でカメラマンにお礼を伝えたい。

缶バッジは完全ランダム。2セット購入して運良く欲しいものを引き当てることに成功。

また、今回は入場者特典でロゴステッカー(左)、グッズ3000円以上の購入で集合写真ステッカーがプレゼントされた。

開演。メンバー登場。
観客の何人かが持参のうちわを掲げていると、島根さんが会場を見渡して「俺のうちわがない!」と一言。
佐々木さんは2人分のうちわを持っている観客を指さして「俺のを隠すなよ。」と指導。この観客とは私である。

お笑いライブで応援うちわを振ることなどないからとても恥ずかしかったが(うちわとペンライトを持って通勤して会社のロッカーに置いてる時点で恥ずかしかった)が、声をかけてもらえて嬉しかった。見様見真似で作った甲斐がある。

続いて公演中の注意事項。

・写真撮影は公演中に出演者がOKと言った時とエンディングのみ(動画は禁止)
・ペンライトやうちわの使用は歌の時のみ


予行練習的にペンライトを点灯して振ったところ、舞台からはとても綺麗な眺めだったらしい。誰かが「みんなにもこの景色を見せてあげたい。」と言っていた。

ちなみにメンバーカラーはこのようになっている。

漫才・コント

そのまま、1本目の漫才へ。

漫才中の撮影許可タイム。この後、島根さんの足が攣った。

前回はメンバーの自己紹介と温泉の入り方を紹介する漫才だったが、今回はメンバーがアイドル風に自己紹介する漫才とスーパー銭湯のコント漫才。

アイドル風自己紹介では他のメンバーがオタク風にコール。全メンバー分覚えて観客もコールしたい。
欲を言えば、自己紹介終わりにメンバーの名前を叫ぶコールもしたい。

また、ファンの総称(ファンネーム)も漫才中に紹介。

島根さん→しま姐
高倉さん→たかくら嬢(略してたかじょう)
佐々木さん→ササキッズ
ムートン伊藤さん→ハム
岡安さん→乗客
和賀さん→和賀ーる

島根さんと岡安さんのファンネームは9月頃に予想したものと完全一致だったが伊藤さんのハムは予想していなかったので笑った。

また、佐々木さんに「ササキッズです。」と自己申告すると下のような手書きの会員証をもらえる。限定100名までらしい。

恒例(?)の組体操は上の写真の通り「扇」
和賀さんはツッコミなのでこの時は不参加。撮影の邪魔になるからとサンパチマイクを横に退けてくれた。

漫才の後はコント。ラインナップは以下の通り。

今回の長尺コントは3本とも全員出演、ショートコントは数人ずつで前回公演で台本を読み合わせしたものに加えて初お披露目のものも幾つかあった。

演技が硬いと言われている高倉さんは1本目のコントでセリフを一切話さないロボット役。硬さを逆に生かす演技に会場からは笑いが。
2本目の「焼き鳥屋」はどこかで実際にありそうな場面をコントにしたもの。
3本目は途中で3人が観客後方から登場し、舞台下で演技をしたり、舞台上の2人が乳首相撲をしたりと斬新なコント。洗濯バサミが新品だったようで本当に痛がる様子に会場からは爆笑が。

企画

企画ではまず、「メンバー内で歌賛成派と反対派で割れている」ことについてトーク。

〈歌賛成派〉
高倉さん、佐々木さん、島根さん、ムートン伊藤さん
〈歌反対派〉
和賀さん、岡安さん

賛成派、反対派の理由は上のYouTube動画にある通り。
会場も歌を聴きたい人と歌はそれほどでもない人が両方いた様子。

我々たかくら嬢はRYO TAKAKURA(高倉さんが歌手をする時の名義)で慣らされすぎているので何の抵抗もないどころか前のめりにペンライトとうちわ持参で聞きたがってしまうが、お笑いファンの(しかもベテランのネタを見に来るお笑いファン)反応としては歌よりネタを見せてくれとなるのが普通なのかもしれない。

最終的に乳首相撲で決着をつけることになり、反対派の和賀さん&岡安さんVS賛成派の高倉さん&佐々木さんで対決。

岡安さんが負けた。ベテランなのに体を張って笑いをとりにいく姿勢が格好いい。

「まずはお客さんに聞いてもらおう。」ということで歌を初お披露目。会場はペンライトで色とりどりに染まる。

曲は以前、島根さんが劇団で使用した「片思いセツネーゼ」
強烈メンバーが自動車移動中に車内で流したところ、曲の歌詞や雰囲気が強烈にあっているということで採用されたらしい。

モテない男の明るく楽しい曲。
曲中には「ウー!ハー!」と観客も真似できる簡単な振り付けもあったりして初見でも一緒に盛り上がることができる。
高倉さんや佐々木さんの美声もさることながら、ムートン伊藤さんの声がとても良くてクセになる。

この日は全員が歌詞カードを見ながらで歌の振り分けもふわっとしていたが、それでも会場は大盛り上がり。アンコールでもう一度披露された。

いずれはライブハウス、フェス、紅白、CD発売、サブスク解禁、純烈とコラボなど歌での野望を(一部メンバーが)燃やしながら終幕。

次回東洋館公演は12/4(木)19:00〜浅草東洋館で。

終演後は前回と同じく島根さんが前売り券を販売。
しばらく待っていたら他のメンバーも来て挨拶ができたらしい。(私は前売り券だけ買ってそそくさと帰った。)

10/28(土)14:00多摩境天然温泉森乃彩イベント第2弾

先月と同じく多摩境天然温泉森乃彩でのイベント。
今回もビンゴ大会あり。ビンゴカードは1枚200円で受付で購入できる。

会場はお食事処なので飲んだり食べたりしながら開演を待っているとメンバー到着。普通に観客の横を通り普通に観客に話しかけたり話しかけられたりしていて驚くほど距離が近い。

14時開演。

お気づきだろうか。歌反対派の和賀さんがにこにこしている。

まさかのオープニングは歌から。

ハンドマイクにスタンドマイク2本。
スーパー銭湯のお食事処が一瞬にしてコンサート会場に変わる。
観客はうちわとペンライトを振り、コールや振り付けも。

すごく楽しかったが、何も知らずにふらっと訪れた人はさぞ驚いただろう。

続いてイベントの説明から流れるように漫才へ。

ほぼ東洋館で見たものと同じだが、今回は岡安さんが仕事の都合でお休みなので5人体制バージョンに少し改変されていた。

和賀さんも組体操に参加。

東洋館での公演は一部のみ撮影可だが、スーパー銭湯イベントは全編撮影可。
盛り上がりを拡散して強烈を世に拡めてほしいという思いかららしい。

お笑いライブ色が強くネタをがっつり見せてくれる東洋館と比べてスーパー銭湯イベントはお年寄りから子供、強烈ファンから通りすがりの人まであらゆる人が楽しめるようになっている。観客との距離が近い。

漫才が終わるとビンゴ大会へ。

前回はビンゴになった人がステージに上がり商品を選ぶ方式だったが、今回はくじ引きで商品が決まった。おかげで進行がスムーズに。

「ビンゴ!」の代わりに「強烈~」とポーズ付きで言うシステムは前回に引き続き行われた。

右手を斜め上にあげる強烈ぅ〜ポーズ

観客がビンゴに熱中するあまり静かになると、島根さんが「ちょっと静か過ぎない?数字がなかったら“ない〜”とかリアクションちょうだい。」と指導。
それを受けてWリーチの報告をしたら佐々木さんに「ビンゴの後のリーチは弱い。」と決して観客を甘やかさない姿勢を見せつけられた。嫌いじゃない。

強烈(ビンゴ)になるとステージへ。ムートン伊藤さんが持つ箱からくじを引き、番号を見せると高倉さんが商品を持ってきて手渡ししてくれる。

各商品についてムートンさんが言う適当な一言がおもしろくて会場からは笑いが。
みんなにこにこしながら景品を受け取る様子が印象的だった。

ビンゴ大会はハズレでも参加者全員に景品が配られる。今回は森乃彩タオル、缶バッジ、ペンの三点セット。ビンゴカードは1枚200円なので決して損はしないようになっている。

景品がすべて捌けるとビンゴ大会終了。
お待ちかねの歌タイム。(本日2度目。)

YouTubeでカラオケ音源のみ公開されているが、本当にクセになる曲なのでいつか歌も公開してほしい。CDも買いたい。サブスク解禁してほしいしライブハウスで歌ったりフェスにも出てほしい。紅白で純烈と共演してほしい。ファンの欲望も止まらない。

終演後は物販。缶バッジは完売してしまったのでブロマイドのみ。

また、普段出待ちなどしないのだが他のファンの方に便乗したり背中を押されたりして高倉さんと写真を撮ってもらったり佐々木さんに「ササキッズです。」と自己申告して会員証をいただくことが出来た。
いま思い出して緊張するくらい緊張したが、良き思い出になりました。ありがとうございます。


東洋館公演とスーパー銭湯イベント、どっち?

遠方に住んでいる方が東洋館公演とスーパー銭湯のイベント、どちらか一つにしかいけないとしたらどっちに行ったら良いだろうと悩んでいた。

なにを重視するかによると思う。

・ネタをがっつり見たいなら東洋館公演
・普通のお笑いライブとは違う楽しさを求めるならスーパー銭湯イベント

東洋館公演では長尺コント3本が披露されるが、スーパー銭湯イベントでは漫才のみ。(前回イベントではそれに加えてショートネタ数本)

個人的には6人の漫才やコントがすごくおもしろいので東洋館をおすすめしたい。ベテランが6人も集まるとやはりすごい。ここだけのユニットコントなので他のライブでは今のところ見ることができないというのも特徴的。お笑いファンにはまずこちらを見てほしい。(基本的に平日の夜開催なので遠方に住んでいると難しいかもしれないが…。)

スーパー銭湯イベントは観客との距離が近く、飲んだり食べたりしながらお笑いや歌、ビンゴ大会を楽しむことができる。お風呂も気持ちよく料理も美味しいので、休日のリフレッシュに最適なイベント。

入館料980円でお風呂とイベントの両方を楽しむことができるのでとてもお得だと思う。ヨギボーがずらっと並んでるお休み処もあり、寝てしまいそうになるくらい快適だった。(寝ている人もいた。)

森乃彩のどて煮カレー。美味しかった。

森乃彩でのイベントは次回11月26日(日)、いい風呂の日に14時より開催。

休日のリフレッシュにいかがだろうか。

次回「強烈」イベント情報まとめ

11月26日(日)14:00
多摩境天然温泉森乃彩「強烈イベント第3弾」

12月4日(月)19:00
浅草東洋館公演「EPISODE III」
※TIGETにて前売り券販売中

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