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エリオット波動を制すればトレードが簡単になる。チャートの見方とエントリーポイントまで解説。

エリオット波動について学んでいきます。
エリオット波動はタイミングを掴むのに有利な道具です。
道具なので固執してはいけません。
いろいろな形のエリオット波動を実際、過去チャートで確認して
勉強していかなくては認識できません。
しかもチャートは刻々と変化を続けていきます。
その際にエリオットの何波なのか?わからないのです。
正確に言うとみんながわかりません。
なぜならチャートはどこに向かっているのかが、わからないからです。
なのに、波動が生まれ、どこかで折り返し売りのチャート・買いのチャートが出現する。そこで我々トレーダーはこれはもしや!?と疑心暗鬼の中、恐る恐るトレードしていくしかないのです。
そして実際、出来上がったチャートはエリオット波動になっている様な気がするしフィボナッチの半値でアクションが起こったりMAで何かが起こったりするのです。
このような現象は人が何かの思いでアクションして形作っているからに他ありません。つまり誰かが気が付くタイミングを同じように手に入れれば、勝ちやすい相場を見つけられるしスルーする事もできます。
ではエリオット波動とは何でしょうか?

買いにおけるエリオット波動


1,エリオット波動の1波は突然、現れる。
2,2波と4波はジグザグになりやすい。
3,3波の始まりは1波のフィボナッチ23.8%で折り返したらエリオット波動と認識する。
4,3波は強いグイグイと伸びるチャートを作る。なぜか?これは世界中のトレーダーが3波を狙ってエントリーするから伸びるのでしょう。我々もこれに乗っかった方が勝ちやすいと言えます。
5,4波はジグザグしながら降りてきて5波が発生する。
6,4波の行先は1波の頂点を目指しやすい。ここが3波のフィボナッチで半値だったり38.2%だったり、61.8%だったりすることが多い。つまり5波も同じように狙えるので待ち構えやすい。
7,5波は失速するかもしれないし、伸びるかもしれない。

大体こんな形でエリオット波動は説明できます。
すべては偶然で確定でないのでバイアスに負けず実際のエリオットチャートに落とし込んでみていきます。

2023年2月10日~2月28日までの4時間足で検証してみたい
下記はMT4チャート

かなりキレイなエリオット波動で上昇している。
一応、青いラインは25MA。

後付けでエリオット波動を見つけたとて1円の利益にはならない。
ここでは4時間がこんな雰囲気で上に行けばどこで買えるだろうかの想像力を働かせるしかないのがトレーダーの作業なのだ。
つまり他のトレーダーはどんな風にチャートを見てどんな動きになるのか注視している。他のトレーダーの心理を見ながらチャートを読み取ることが重要になる。でも自分の中のバイアスなり思い込みなり希望なりがあると外部のチャートをしっかり見ることができなくなる。それは排除するために過去チャートと向き合う必要がある。
話は戻る。ではどこでトレードするのか?
エリオット波動の説明でも書いたが3波と5波です。
3波のどこなのかが、わからないから不安なんですよね。
だから、ここでもエリオット波動の今度は下りをタイミングとして利用したい。タイミングをとるには下位足を使う。つまり2波がジグザグの下りになりやすいと説明した。ジグザグとはエリオット波動が数えられるのでは?と考えてトレードしている人がいる。その人たちと同調して動けば勝ちやすい。5分足の下降を見てみる。

タイミングをとるのにエリオット波動が使える。
買いを考える場合の下降をとらえる。その中でも5波が終わりましたよ。とチャートが教えてくれるのがダウ理論。4波の頂点を越える大きな上昇がサインになる。その戻しが下に行かないところで買いができる。
損切りは5波の最下値より下に置けば安心してトレードができるラインを決めればいいのです。
もし止まらないのであれば、それも受け入れる。
買いが入らなかっただけ諦めましょう。
上に行ってくれれば感謝しましょう。そうしたら相場の神様から報酬がいただけます。

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