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日本語教師をやっててよかった

京都を拠点にフリーランスで日本語教師をしていますわかばです。時々ライターとして文章も書きます。

さて、先日こんな動画が公開されました。

Twitterでもなんども拡散させてもらっているのですが、noteでも……(汗)

実は、2020年12月にオープンしたあひるにほんごオンラインに参加させてもらっています。そこで初めて担当させてもらった生徒さんのインタビュー動画です。

初めてこの動画をみた時の感想は「日本語教師をやってきてよかった」ですね。こんなに褒められたことって十数年やってきて初めてです。素直にうれしかった。ああ、よかったとおもいました。

J-POPがとてもお好きなので、J-POPを教材にしたレッスンをしています。

日本語学校で教えていた時、修了式になると学生さんは「ありがとう」って言ってくれたり、手紙をくれたりしましたが、レッスンや授業に対するポジティブなフィードバックじゃありませんでした。

それはそれでもちろんうれしいのですが、自分の授業はこれでいいのかな?という不安が常にあったのです。自分の授業に自信がなかった訳ではないけれど、プラスにせよ、マイナスにせよ、フィードバックがほしかったとおもいます。

でも、私が教えていた日本語学校はフィードバックはほとんどなかったんです。主任が授業を見に来るということもなかったし、学生アンケートもあったけど、どうってことないものだったのです。

だから、今回、このようにしっかりとフィードバックをもらえたことで、「もっとがんばろう」という気持ちになりました。プラスのフィードバックをもらうと「もっとよくしよう」という気持ちが芽生えるんですね。初めて知りました。

教師だって、ちゃんとフィードバックが必要なんだとおもいます。何も言われなかったら「興味ないんかな」と思ってさみしくなるだけじゃないですか。無関心は人を傷つけます。

教師も人間だから、しっかりとフィードバックのシステムを作らなければ、働き続けられないのです。ロボットじゃないのですから。

お互いにいいところを言い合って、それを形にすることは、組織にとってとてもいいことにちがいありません。

誰でも賞賛すべきところはあるはずだし、「賞賛できるところはどこかな」って部下のことを見つめていたら、きっと賞賛すべきところが見つかるんです。

それをしないのは部下に対して無関心なだけ。悪いところが目についた時だけ叱りつける人も多いです。そういう人ってまず信頼されませんよね。

わあしは上司の立場ってなったことがないから、いつも下から目線のことしか書けませんが、そんな風うに考えています。

とりとめのない話になりましたが、では!




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日本語教師でライターが日常をみつめるエッセイです。思春期子育て、仕事、生き方などについて書きます。

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