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学生アンケートが気になる病気

学期末ですね。

学生アンケートの結果が気になる時期がやってきました・・・。S学校では毎学期末、学生に授業についてのアンケートを書いて(メールだから打って?)出してもらうことになっています。

講師への満足度とか、コメントとか出るんですよ。

授業中は普通に、特に不平も言わずに授業を受けている生徒たち。しかしアンケートを見ると「この授業うざい」とか「先生変えてほしい」とか書かれていたら・・ショックですよねぇ〜って、私、書かれたことあります。えぇ、ショックでしたとも。学校を辞めようか、そもそも日本語教師をやめた方がいいんじゃないかと悩みました。

もちろん今でも気になります。でも、気にしすぎて悩むことは徐々に少なくなりました。それと同時にそこまで辛辣なアンケート結果も減りましたけど。

自分の考え方の癖(自動思考)に気づく

①私はつい他の先生と自分を比べて落ち込む癖がある。

A:私には私の、他の人には他の人のいいところがある。他の人ではなく、自分に目を向けて、今の私にできることを精一杯頑張るしかない。

②私はマイナスの意見があると「嫌われている」「否定されている」と感じる。

B:マイナスの意見=否定じゃない。ここを変えてほしい、ここに気づいてほしいというリクエストかもしれない。感情的にではなく、今後の改善のチャンスとして捉えよう。

私には①と②の考え方の癖(自動思考)があります。それに対して、「もしそれが他の人だったらどう思うか、どんなアドバイスをするか(反証)」を考えて出した答えがAとBです。

落ち込まないようにするには

自分の考え方の癖は仕方がない。私は「学生アンケートが気になる病気」であり、「うっかりすると、つい他人と自分を比べて落ち込む病気」なんです。

問題はその後です。自分の病気を知っていれば、薬を飲んでゆっくり寝て休むとか、病院へ行くとかしますよね。

それと同じで、また落ち込みそうだなと思ったら「これこれ、また病気がではじめたよ。Aの答えをもう一度思い出そうね」とか「Bもあったよね」と処方するわけです。

まずは自分の病気を見極めましょう

人はそれぞれ落ち込んだり気にしたりするポイントが違うので、自分がいつ、どんな状況だと落ち込むのか、その傾向を掴んでおくこと。

それに対してあらかじめ元気な時に処方箋を考えておくと、少しは症状も楽に抑えられると思いますよ。


*傾聴、コーチングやってます*





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