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「意識高い系」だった自分の正体

20代のころ、絵に描いたような「意識高い系」女子でした。

意識高い系とは…

自分を過剰に演出するが中身が伴っていない若者(言い換えれば、虚栄心が強い)[1][2]、前向きすぎて空回りしている若者[3]インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人[4]などを意味する俗称

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うん、今思うと恥ずかしい!笑

仕事を頑張っていて、社外の出来事にも興味があって、色んな人と繋がっていて…そんなことをアピールするのに必死だった気がします。

今思えば、不安だったんですよね。20代、結婚しているわけでもなく、若さは年々なくなっていく。(結婚も若さも、当時は自分を守ってくれる鎧だと思っていた)「普通」に歳をとっていくのは恥ずかしいんじゃないか、人とは違う自分でありたい…そんな自意識過剰が自分の中にあった気がします。

人からの評価がすべてだったので、ちょっとでも「すごい!」と思ってほしかったんですよね(たぶん)

実際、かなり勉強はしてました。ビジネス書を片っ端から読み、著名人が出るセミナーがあればせっせと足を運び、色んな人に会いました。ただ、なんのため?と言われると方向性が回答できませんでした。

当時は、「自分の市場価値を高めたい!」とか言ってた気がしますが、今おもえばただただ「不安」だったんだろうなと思います。

そんな自分が、どうやって落ち着いてきたのか。2つ、きっかけがあります。

ひとつめは、20代後半で当時付き合っていた人に振られたこと。「仕事以外も頑張っている君が好きだ」と言っていたのに、あれ…?!という感じでした。笑 そこで、「自分の幸せとはなにか」を内省して、「意識高くても全然幸せじゃない!」ということに気づきました。笑

ふたつめは、本業である仕事でビジネスパーソンとして自信がついてきたこと。ある程度実力がつき、評価もされ、やりがいも出てきて、このまま頑張っても大丈夫なんだと思えました。それで、「努力していることをやけにPRしなくても良いんだ、ひとつずつやっていけばそれでOK!」と思えました。

と、そんなこんなで今思えばこじらせていた自分の回想でした。でも、そんな20代の自分も、恥ずかしいとは思いつつ嫌いじゃないんです。だって、一生懸命生きてきたことには変わりない!

今後の30代は、「自分軸で生きる意識高い系」も良いかなと思っています。


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