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Z世代は美術館やアートをどう楽しむ?

こんにちは!OPA若者トレンド研究会です!
Z世代のメンバーが若者の声やトレンドを調査しています🔍

今回は、Z世代が『美術館・アート』をどう楽しんでいるかを紹介していきます🎨

Z世代にとってアートとは?

Z世代にとって美術館やアートは、新たな遊びのスポットであり、自己表現の場でもあります。Instagramを見ていても、美術館に行っていたり、アート体験をしていたり、アートに関する投稿をしているZ世代が多いです!

Z世代は「アートを楽しみながら映える写真を撮りたい」という気持ちがあります📸
映える写真を撮ってインスタに載せるというのが、Z世代流のアートの楽しみ方のようです!


Z世代はアートでどんな写真を撮るの?

では、Z世代がどんな風に写真を撮っているのかというと…
アートを撮影している後ろ姿(写真左)や作品をバックにした自然体な写真(写真右)を撮っているZ世代が多いです。
顔があまり映っていない写真が多いかもしれないです💭

こういう写真を撮るためにもZ世代は1人ではなく、友達と一緒に美術館に行くことが多いです。
遠目から見ても映えているので、SNSアカウントのトプ画に使ったりもします◎

こんな感じの写真を撮ります🤳🏻

美術館だと「金沢21世紀美術館」や没入体験型ミュージアム「イマーシブミュージアム※¹」、アート展だと「DIOR展」や「バンクシー展」、アート体験だと「たらしこみアート」などはZ世代のSNSで本当によく見かけます📱

どの美術館やアート展もとにかく写真映えします。私たちも行ったことがあるのですが、Z世代の2人組やカップルがとても多かったです。

※¹「イマーシブミュージアム」は、“没入感”がキーワードの新たなアート体験プログラム。部屋全面に映し出される映像と音で、絵画の中の世界に入り込める空間が特徴です。


人気の美術館とアート体験を紹介

今回は、「金沢21世紀美術館」とたらしこみアートを行っている「Artbar Tokyo」を詳しく紹介します🗒️

映えるアート作品が人気「金沢21世紀美術館

SNSでも圧倒的な投稿数がある「金沢21世紀美術館」🖼️
Instagramの投稿数は約16.6万件(※2023年6月29日)です。プールの中のような写真が撮れる『スイミング・プール』や『ラビットチェア』が人気です。
インスタの投稿を見ていると、女性グループやカップルで訪れている方が多いです。ラビットチェアに座って「うさみみポーズ」をしているZ世代の写真が多く、インスタから映える写真を真似しているようです✨
※美術館内での撮影やインターネットへの投稿は美術館のルールに従ってください。

左『ラビットチェア』:右『まる』


話題のたらしこみアートができる「Artbar Tokyo

お酒×絵画教室というコンセプトで、お酒を飲みながらアート体験ができます🥂お酒ということなので、Z世代の中でも年齢が少し上の層に人気です。特にたらしこみアートが大人気でなかなか予約が取れません…たらしこみアートは、絵の具をたらして模様を作るアート体験で、世界に1つの作品が作れます。
Z世代は、コロナの期間で思うように友達との思い出が作れませんでした😔修学旅行や卒業旅行がなくなってしまった人も…(私も卒業旅行行けませんでした💧)そのため、友達と楽しみながら作れる体験はZ世代にとって魅力的です!

たらしこみアートを体験してきました🪄


最後に…

昔と比べて、美術館やアートの世界に足を踏み入れるハードルはぐっと低くなりました。かつては美術に詳しい人たちだけが集まる場所というイメージがありましたが、今では美術の知識が無くても気軽に訪れることができ、オシャレな写真を撮影しながらアートを楽しめます。

特にSNS映えという要素がZ世代を惹きつけるポイントです💡Z世代はアートをSNSに投稿することで、自分の感性や個性を表現しています。オシャレでユニークな写真を撮影することが、一種のアート体験になっているのです👩🏻‍🎨

また、美術館やアートの世界も進化していて、没入体験型ミュージアムやデジタルアートなど斬新なアイデアが次々と登場しています!これにより、Z世代はより多様なアートを体験することができています。

私たちが行ったアンケートでも「アート体験をしてみたいですか?」とZ世代に聞いたところ、約80%が「やってみたい」という回答でした!この結果からも、Z世代のアートへの関心は高まっていることが分かり、アートを通じた自己表現やコミュニケーションは今後も広がっていくことが予想されます✔️
Z世代の価値観やトレンドを知るためにも、私たちも積極的にアートに触れていきたいと思いました🪅

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。良ければ、今後の記事もご覧ください📑

※この記事は、以下のHPに載せている内容を加筆修正しています。https://www.opa.gr.jp/_assets/pdf/OPAmagaZine%20vol.1.pdf


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