Webデザインの勉強をはじめます。
私が大学の頃はWebはまだまだ縁遠い時代。
パソコンのスキルも使えるなら使っておけば・・・というくらいの時代。
もちろん就職の選択肢もそんなものがあるとは、つゆほども知らず。
デザインに興味があった私は、堅実に生きようと建築士の道を志しました。
右へ左へと翻弄されたのち、割愛しますが、家庭も持ち子供も。
そんな私が、新しい道を目指すことにしました。
Webデザイナーというものに憧れはありました。
しかし、どうやったらなれるのか?
ネットをくまなく調べ、スクールを調べてみました。
どれも高額なのだけど。問題はお金だけじゃない。結局、Webデザインってどういうもの?というモヤモヤとした疑問だけが残りました。
Webデザインって何でできているの?という答えは検索したらわかりました。
では、Webデザインってどういう仕事?という答えにはしっくりくるものがなかったのです。
ある日、たまたま観ていたYoutube広告で出会った、
「ぬるま湯デザイン塾」
というもの。最初は
というのが感想。
そんな感覚でセミナーを受けてみました。
内容は
・実際に求められているWebデザイナーと世間に溢れているwebデザイナーとのギャップ
・現場で本当に必要な知識はHTMLやコーディングではなかった
・誰でも出来ることをやっていても仕事は取れない。自分に付加価値をつけよ
などなど目から鱗な内容(初心者の私からすれば)
勝手に総括しますが、キレイなサイトを作ることがゴールではなかったのです。
私は、建築士でしたが設計事務所に勤務はしませんでした。なぜならキレイなものを作って終わりの仕事が多かったのです。
本来、建設業はアフターフォローの方が重要であり、周り回ってそこが営業に繋がるのだと私は工務店で教わりました。
自分の作りたいものを作る仕事ではないと、20代後半で分かったのです。
しかし、建築士というとやはりキレイな前衛的なものを作るイメージは今でも理想としてあって、それらを志す若者も多い。
簡単に説明すると工務店の住宅設計施工の例ですが。
本当は地道にクライアントの希望をヒアリングし、図面にする。金額に折り合いをつけ、現場で確認をする。出来上がった商品にミスがないかチェックし、売上を計上し施主に引き渡す。その後、定期的な検査を行い。希望通りのライフスタイルが送れているのか再度ヒアリングし、修正を施す。それをエンドレスで声掛けをし、営業に繋げるのが本当の仕事です。
設計事務所の場合、デザインが主となるため、施工、アフターフォローは施工会社が行います。人によってはアフターフォローに歩かれる事務所の方もおられますが、日々の業務に追われ施工業者任せになっている事務所も多いのいが実情。
基本的に分業していますから、施主に引き渡せば基本は終わりです。
その後どういう使われ方をしているのかまで追求する人は稀です。
それが悪いわけではありません。
要はクライアントが施主が求めるところはどこなのか?そして、仕事の好循環とは?
Webデザインも今求められているのは、そういう事なんだと思いました。
クライアントに耳を傾け、手戻りの少ない仕事をして、次に繋がるフォローをする。
そこで、もしかすると自分にも出来るかもしれないと、ほんの少しだけ勇気が湧いたのです。
無理だと思っていたことが、自分が動き出せば、私の理想に近づけるかもしれないと。
私の少しの経験が活かせるかもしれないと、ちょっとワクワクした自分がいました。
そして行動に出ました。
「ぬるま湯デザイン塾」で学ぶことにしました。コストもかかるので正直迷いましたが、やらずに後悔する自分も想像出来たので、やることにしました。
今後もWebデザイン勉強奮闘記を記していこうと思います。では。
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