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株式会社ゆめみ入社レビュー

このnoteは自身のアーカイヴとして様々なものについての体験を記録、蓄積させていくことが目的です。公開する以上、拙いですがお楽しみいただければ幸いです。

はじめに

私事ですが株式会社ゆめみに入社して二ヶ月が経ちました。Noteを始めるきっかけになったのもゆめみに「アウトプットとして公開する文化」があるからなのですが、今回は自身の振り返り学習として、実際に入社して過ごした感想を具体的に記述したいと思います。

前提としてお付き合いください~ゆめみに入るまでのあらすじ~

プロフィールにある通り、某美術大学でグラフィックデザインを学んでいた私ですが、就職活動に関しては、印刷会社であったりデザイン事務所を中心にアプローチをしていました。当時は自分がIT系の企業に就職するとは夢にも思っていなかったです。発端はデザイン学生のための就職活動イベントを企画していた会社の方にSNSで作品を展示してみないか、と声をかけられ参加したイベントで、ゆめみの方にお声掛けいただいたことです。

・ゆめみに入った理由

「こういう個性的なビジュアルで食っていくのは大変だよ、まあ頑張ってね!」

これはとても心に残っている出来事で、参加したデザインイベントにいらっしゃった企業の方に実際にかけられた言葉です。スカウトしていただいたし、せっかくだからと参加したイベントでしたので、就職活動として企業にアピールする目的が弱く、作品も大学での研究テーマをそのまま題材にして臨みました。そのため何となく自己主張が強いことだけがビジュアルから伝わってしまったのだと思います。少し凹みましたし残念な思い出です。

就職活動において多くのデザイン学生は、4年間しかない学生の時間のうち1年〜2年という長い時間を、企業に気に入ってもらうためだけに制作をすることに消費しています。この現実が当時の私の心にはモヤモヤと蔓延っていました。

同イベントで、ゆめみの方とお話しする機会がありました。私の作品についての考えに耳を傾け、“個性的”であった作品に潜む考えや培ってきた価値観、それに伴った技術を高く評価してくださいました。今思えば、このリクルーティングの姿勢が、私がゆめみを目指したいと思えたきっかけだったと思います。

会社の存在を知ってからは代表が発信している様々な制度や意向を調べて読んで若干怪しみながらも期待を膨らませていました。(社内制度については、毎日のように変わっていくので更新が追いついていない箇所がある場合があります。)

・ゆめみに期待していたこと

1番は「女性が長く働き活躍できる場」である、ということです。上記のイベントに参加したあとにメールのやり取りで相談に乗っていただいた方が女性の方で、産休・育休の後の復帰率、実際に休暇を取得してどうだったかなどたくさん聞かせていただきました。自分が生物学的に女である以上は決して他人事とは思えなかったので、将来を見据えた人生計画が立てやすい会社であることを期待していました。

もう一つが「勉強し放題制度」という制度の存在です。こちらは学習にかかる費用を会社が投資として負担してくれる制度です。書籍にとどまらず、ワークショップや勉強会など様々な機会を金銭の負担・不安に囚われず自分に与えることができます。学生と社会人のギャップに違和感を感じていた私は、これまでのようにインプットしやすい環境を求めて、ゆめみに期待していました。

・ゆめみに入ってから

ここからは入ってみてから感じたことです。上記の期待していたことに対して実際にどう感じたかを主に記載したいと思います。

・女性が働きやすい職場環境であるかどうかについて

感じる限りは働きやすい環境だと思いました。会社全体を見ると圧倒的に男性が多いです。しかし、どちらの性別でも人間として対話ができる雰囲気があるので、気になりませんでした。女性はもちろん男性でも育児休暇の取得をされる方もいますし、また性別や年齢での役職決めは行われていないようです。つい先日もラベリングについての勉強会が催されるなど、社員自ら問題提起し考え、より良いを求めて創っていく土壌があります。(これは何のテーマに関しても感じています。)

・勉強し放題制度について

この制度で実際に書籍の購入をしました。美術書は高いのでとてもありがたいです。この制度を使って教材を購入したり、イベントに参加したりした場合、例外はありますが学んだことについて会社が定める何らかの形で“アウトプット”をする必要があります。これは学習のサイクルに基づくのでちょっと大変ですが有意義です。頑張れる。

制度上、制限はありませんが勉強できる範囲について「領域がまだ狭い」「関係ないのかも…と感じて手が出しづらいことがある」と感じている人がいるようです。勉強し放題制度、10%ルールなどは社内でしばしば議題に上がっている印象です。そんな中で、ちょっと変わった資格を取ろうぜ!みたいな盛り上がりがあったり、社の方々はポジティブに面白いことを求めて勉強しています。とても好きな雰囲気で、想像以上でした。

・他にも色々

・フルリモートってどうなの?

と聞かれることがとても多いのでそのことについても書きます。リモートであることから現場には自分しかいないので、1から10まで付きっきりでアシストしてもらえたりするような安心感はありませんが、誰に質問しても丁寧に回答してもらえます。(私の場合は現在同じチームにいる方が一人、担当として相談窓口の役割を担ってくださいました。)また、Notionが会社辞典のような役割を果たしているので大抵のことは調べて知ることができます。

・研修とかどんな感じ?

デザイン業務においての新卒研修は充実はしていないと感じました。(※プログラムがないとかそういうこと)なので積極性がないと何もできないままです。自らプロジェクトに関わった先で色々と学んでいく必要があります。

エンジニアの方が多いので、「LGTM」「コミット」などが共通言語としてあります。研修のビデオなどにもエンジニア語やマーケティング用語が頻繁に登場するのでデザイナーがマイノリティであることを感じます。自分が合わせなければいけないので最初は障壁に思いました。

・家で仕事できる!?

自宅なのでとても快適です。コロナ禍でなければ…。遠方の同期とは一生会わないかもしれない…とか考えてしまうとなんかちょっとかなり寂しいですが、社内ツールを使って密にコミュニケーションが取れているので、普段寂しさは感じません。(むしろ入社しないと絶対会えなかった地域に友達ができたのは嬉しいかも)

人間関係を構築できるのか?という問いに関しては、ウェルカムランチ制度など、社の交流が活発にできるような仕掛けがあり、在宅でも人と交流できます。

・家でじっとしてて辛そう

健康面は人並み以上に気をつける必要があります。社内では代表自らが運動習慣を身につけるためのコミュニティー作りを推し進めたり(私は「マッチョ会」に加入しています)、リモ達(リモート達人)キャンペーンと称した企画を開催したり、むしろ以前と比べて健康意識は高くなりました。

新卒でもフレックスタイム制と有給取り放題制度は適応されるので、お昼ちょっと1時間くらい散歩しよう、だとか夕方家族のお迎えに、だとか柔軟に対応できます。GWも他社員の方と同じように連休を増やしたりする同期が結構いました。仕事中に家の外に出ることが億劫にならなければ、必ず家でじっとしていなくてはいけないわけではないので辛くはありません。制作に夢中になると肩や腰、目が痛くなったりします。

・webに弱いデザイン学生でも平気か

何とかやっています、ただこれはガッツが必要です。上記の通り、学ぶための環境は充分にありますし、様々な知識、技術を持った親切な人たちが社内には沢山います。わからないことを学びの広がり、伸びしろだと思って楽しんで飛び込めればむしろ知らないことが沢山あって毎日刺激的で楽しいです。また、私はいろんな分野の方と接して自分の得意なことを再認識できました。

ただ、案件に関わってみると無力感におそわれます。webデザインのルール、android、iosのアプリケーションの違いなど日頃から気にかけておけたらよかったな…と思います。

最後に

以上、入社レビューでした。最後の方は会社紹介みたくなってしまいましたが、入社して2ヶ月、とても良い時間が過ごせたと思っています。自身の成長が著しく今後が楽しみです。

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