大切な人を大切にできなかったことほどの一生の後悔はない。
今日は大学の時に出会った大切な友人の結婚式。もちろん日本で。
そして、もちろん私はオーストラリア。
結婚式への参列を断ったのはほんの3ヶ月ほど前。私の渡豪前から彼女の結婚は決まっていたし、私も参列を諦めていた。
だけど昨日、やっとその決断がどれほど馬鹿なものだったかを思い知った。
きっと、式に行けなかった、いや、行かなかったことを一生後悔するんだろうな。
行かなかったことというよりかは、安易に断ったこと。断った時の自分の感情。
優しい彼女は、招待状を準備する段階で、wakaにも来てほしいんだけど帰国できそうかな?と聞いてくれた。
渡豪前から1年は帰国しないと自分の中で決めていた私はそれを受けて、帰国できるわけないでしょ。と思ったのが正直なところで。ちょうど気分が沈み込んでいる時期だったから、余計にイライラしてしまった。
その当時を振り返っていて、あまりにも自分が自己中心で、自分しか見えてなさすぎて、情けなくなった。
きっと彼女もまた私のことを大事に思ってくれていて、大事な人に来てほしいと思っていたのに、私は”結婚って?””必要なの?”って、自分の考えを掘り下げてまとめ上げるのに必死で、純粋にお祝いしてあげることができなかった。彼女を心から大事に思って判断することができなかった。本当は大事に思っているのに。
今なら心から祝福できる。そう思ったのが、やった思えたのが昨日のことで。
本当に悔しくて、腹が立って、情けなかった。
結婚がどうとかではなくて、大切な人の人生の節目、大きな決断をそばで見守り、いってらっしゃいと見送ってあげる、大切な人が自分にとっての幸せに向かってまた大きく一歩前進する姿を見届けてあげるのが結婚式なのかなって、気付かされた。
自分にとっての結婚、結婚式と混同させすぎてしまっていた。
自分は自分、人は人、しっかり区別することが必要で、その方法が少しだけ分かってきた気がする。
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